DAIMLAR FUNDの評判・口コミ情報|株式会社ダイムラー・コーポレーションが運営する不動産クラウドファンディング

「不動産クラウドファンディングってどうなんだろう?」
「少額投資ができるって聞くけど、従来の不動産投資よりリスクは少ないのかな?」
不動産投資や不動産クラウドファンディングを検討されている方の中には、このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

資産形成の一手段である不動産投資。中でも、一口数万円から投資可能な「不動産クラウドファンディング」が注目を集めています。

その一方で、2025年7月、不動産クラウドファンディングの運営会社の破産が報告されました。

まーくん
まーくん
おそらく国内初の事例です

今回は、初の破産事例である「株式会社ダイムラー・コーポレーション」が手がける不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」について、どのようなファンド取り扱っていて、どのような特徴があるのか、口コミを含めて詳しく解説します。

不動産投資や不動産クラウドファンディングを検討している方、不動産会社を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

元不動産屋・現役サラリーマン投資家 田中

サラリーマン大家。新卒で中堅不動産投資会社に就職。 お客様第一ではない不動産会社のあり方に疑問を感じ、メーカーの営業職に転職。現在はコンサル会社に転職し不動産会社勤務の経験を生かして不動産会社の経営コンサルを行う。 地道に買い増しや売却益を活用し、現在17戸年間家賃収入1,010万円(ほぼ不労所得)。1,010万円を元手に投資信託や株を購入し、さらなる資産拡大に挑戦中。

ブログを始めて累計相談数が2,000名超えしました。物件を見極めるにはどうしたらいいか、どんな業者がいいのか、サラリーマンが不労所得を作る上で最短の道筋など、知りたい方はLINEで相談に乗ってます。

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相談事例はこちらで連載しています。

DAIMLAR FUNDとは?

引用:DAIMLAR FUND

「DAIMLAR FUND」は、株式会社ダイムラー・コーポレーションが運営する不動産クラウドファンディングです。

個人の属性に関わらず最低1万円から不動産投資を始められる点や、株式投資信託よりも手堅い点、国債や預金よりも高い利回りに期待できる点を強みとして、打ち出しています。

会社概要

「DAIMLAR FUND」を運営する株式会社ダイムラー・コーポレーションは、神奈川県横浜市に本社を、東京都新宿区に支店を構える不動産会社です。

2007年に設立し、一棟収益物件に特化した不動産投資顧問業や賃貸管理業などを展開。不動産投資をより身近なものかつ手軽に行えるよう、2020年に不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」の運営を開始しました。

まーくん
まーくん
2025年7月に破産手続きをしています。。

そんな「株式会社ダイムラー・コーポレーション」の会社概要は、以下のとおり。

会社名株式会社ダイムラー・コーポレーション
Daimlar Corporation
所在地【横浜本社】
〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町6-87-1 ダイムラービル
【東京支店】
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-11-10 星野ビル3階
電話番号0120-14-6665
045-680-6665
FAX番号045-680-6655
050-3588-4407
営業時間10:00~19:00
毎週水曜日定休
代表者代表取締役 大村 昌慶
資本金1,000万円
免許宅地建物取引業:国土交通大臣(3) 第8111号
不動産投資顧問業:国土交通大臣一般 第1261号
不動産特定共同事業:小規模第一号事業者 神奈川県知事 第3号
有料職業紹介事業:14 – ユ – 302094
グループ会社【株式会社ダイムラー・エステート(旧社名:株式会社ディーフロント)】
事業内容:賃貸管理業・レンタルオフィス業
【株式会社ダイムラー・オキナワ】
事業内容:不動産仲介業・リゾート開発・民泊開発
【株式会社ダイムラー・ビルド】
事業内容:建設業・リフォーム業
加盟団体(社)神奈川県宅地建物取引業協会
(社)東京都宅地建物取引業協会
(社)全国宅地建物取引業保証協会
(社)首都圏不動産公正取引協議会
(財)東日本不動産流通機構
東京宅建政治連盟
東京都不動産協同組合
全国賃貸不動産管理業協会
取引金融機関三井住友銀行/りそな銀行/埼玉りそな銀行/三菱UFJ銀行/みずほ銀行/SBJ銀行/オリックス銀行/三井住友信託銀行/横浜銀行/東日本銀行/静岡銀行/静岡中央銀行/千葉銀行/きらぼし銀行/第四北越銀行/大光銀行/関西みらい銀行/横浜信用金庫/多摩信用金庫/西武信用金庫/JAバンク

「DAIMLAR FUND」を運営する株式会社ダイムラー・コーポレーションの事業内容

株式会社ダイムラー・コーポレーションの事業内容は、次のとおりです。

  • 不動産売買、仲介
  • 賃貸管理
  • 不動産コンサルティング(資産承継計画・相続計画)
  • 不動産クラウドファンディングの運営
  • 不動産テック製品開発

株式会社ダイムラー・コーポレーションは、不動産売買・仲介、運用・資産形成コンサルティング、賃貸管理、不動産クラウドファンディングの運営など、多岐にわたる不動産関連事業を展開。

CCIMホルダーのシミュレーションにより、不動産の投資価値やリスク、資産形成のステップを可視化した上で、顧客の資産形成や資産拡大の助言を行っているそうです。

また、不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」では、一口1万円から高利回りの不動産投資を始められるとうたっています。

不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」のサービスや物件の特徴

引用:DAIMLAR FUND

株式会社ダイムラー・コーポレーションの不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」のサービスや物件の特徴は、以下の3つです。

  1. 一口1万円から行なう不動産投資
  2. CCIMを軸とした投資分析による高利回り商品
  3. さまざまなファンドの形成

それぞれ詳しく見ていきましょう。

一口1万円から行なう不動産投資

株式会社ダイムラー・コーポレーションの不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」は、一口1万円からの少額投資が可能でした。

従来の不動産投資は、投資家が物件を購入する必要があることから、数百万円〜数億円の資金が必要になります。不動産投資ローンを活用するケースがほとんどですが、数十万円〜数百万円の頭金が必要であったり、ある程度の年収を求められたりするため、ハードルが高いものと捉える方も少なくありません。

「DAIMLAR FUND」は、複数の出資者から得た資金をもとに、不動産を開発・運用し、運用中に得られた利益を出資者に分配するという仕組み。一口1万円からの少額投資が可能であるため、個人の属性に関わらず気軽に不動産投資を行えると述べています。

株式投資信託よりも手堅いことに加え、国債や預金よりも高い利回りに期待できるとうたっています。

CCIMを軸とした投資分析による高利回り商品

株式会社ダイムラー・コーポレーションの不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」は、CCIM(米国公認不動産投資顧問)を軸とした高度な投資分析を強みとしています。

CCIMは、米国公認不動産投資顧問であり、不動産投資の先進国である米国で非常に権威のある称号とのこと。

実践的なカリキュラムと厳しい倫理憲章に裏付けられた投資分析を基軸としており、深い経験と調査・分析により、収益性の高い投資案件を見極め、高利回りのファンドの組成が可能とうたっています。

実際、DAIMLAR FUNDのファンド一覧からは、予定利回り6.5〜12%の高利回り商品が多いことが伺えます。

まーくん
まーくん
結局リスクとリターンは比例すると言うことですね。不動産クラウドファンディングという名前ですが、不動産を購入するのではなく、不動産会社の事業への資金提供であるため、会社が倒産すれば資金はほぼ返ってきません。

さまざまなファンドの形成

株式会社ダイムラー・コーポレーションの不動産クラウドファンディング「DAIMLAR FUND」は、さまざまな種類のファンドを形成しています。

一棟マンションやプールヴィラ、自社ブランドマンション、リゾート開発など、幅広いファンドを形成しているDAIMLAR FUND。30日〜365日と短期・長期双方のファンドがあり、出資者の目的やニーズに合わせた選択が可能になっています。

2025年7月に運営会社である「株式会社ダイムラー・コーポレーション」が破産手続きを開始しましたが、公式ホームページ上には現在も「運用中」の文字があります。

不動産クラウドファンディングは運営会社の調査が重要

「DAIMLAR FUND」は、一口1万円から行なう少額投資と、CCIMを軸とした高度な投資分析を強みとしている不動産クラウドファンディングです。

予想利回り6.5%〜12%の高利回りファンドを形成していますが、2025年7月に債務超過状態により運営会社が破産しています。

不動産クラウドファンディングは、一口数万円という少額投資が可能な点や、オンライン完結で手軽に投資ができる点などがメリットです。大きなお金が動くわけではなく、短期で償還予定のため、気軽に利用する方が一定数いるのも事実。

しかし、不動産クラウドファンディングは、一般的な不動産投資とは異なり、現物資産の土地・建物の所有権は運営会社にあります。つまり、不動産クラウドファンディングは、投資家が、無担保で運営会社に資金提供するようなもの。運営会社が破産した場合に、債権回収に使えるような資産は何も残りません。出資金が戻ってくる可能性は極めて低いです。

不動産クラウドファンディングを検討するにあたっては、どのような物件が対象になるのか、どの程度の利回りが見込めるのかのファンド情報はもちろん、運営会社の経営状態や財務状況、信用度の調査も行なうようにしましょう。

まーくん
まーくん
不動産投資の強みはレバレッジ効果にあります。そもそもローンを活用しないクラウドファンディングの投資効果って・・・

今回の「DAIMLAR FUND」に関して言えば、過去に繰り返しの償還延期が発生したり、開発スケジュールがズレたりするなど、前兆と思われる事象はあったようです。

開発事業を伴うファンドにおいては、想定よりも出費がかさんだり、スケジュールが押したり、当初の説明通りにならない可能性も否定できません。過去のファンド実績や経営状況等も判断材料として、確認しておけると良いですね。

「どのような物件なら安心なのか知りたい」「不動産クラウドファンディングの注意点を知りたい」「DAIMLAR FUNDに投資していた…これからどうすれば良い?」という方は、わたくし田中にLINEでご相談ください。

元不動産営業マンで現役不動産投資家の立場から、あなたのお役にたてるかもしれません。是非お気軽にご相談ください。

DAIMLAR FUNDの評判や口コミはどう?

DAIMLAR FUNDに関する良い評判・口コミ

DAIMLAR FUNDに関する良い口コミは、本記事執筆時点で、1件もありませんでした。

今回の破産に関連して、「ポイ活でクラファンを始めたら失敗した」といった口コミは見受けられました。

不動産クラウドファンディングは、運営会社への出資に近いです。運営会社の経営状況や財務状況などは必ず調査した上で、慎重に投資判断することをおすすめします。

DAIMLAR FUNDのまとめ

引用:DAIMLAR FUND

「DAIMLAR FUND」は、株式会社ダイムラー・コーポレーションが運営する不動産クラウドファンディングです。

一口1万円から少額投資ができる点と、CCIMを軸とした高い投資分析により高利回りのファンド形成が可能な点が強みであるとうたっていますが、2025年7月に、債務超過状態によって運営会社が破産しています。

不動産クラウドファンディングは、少額で不動産投資を行えるとの認識から、急成長している市場です。しかし、その実態は運営会社への融資とほぼ同じであり、運営会社の経営状況によりハイリスクとなり得る事業と言えます。

DAIMLAR FUND含め、不動産クラウドファンディングを提供している会社は、比較的小規模な会社が多いです。今回の破産事例は、不動産クラウドファンディングのリスクが浮き彫りになった事例であり、投資家が学べることは多いです。

改めて今一度投資のリスクを再認識するとともに、正しい知識をもとに投資判断をすることを心がけましょう。

不動産投資は複数の情報網を使って物件購入の判断材料を集めた方が、成功の確率が上がります。

「この物件でいいのかな?」と不安に感じていたり、購入に悩んでしまっている方は、LINEでも相談に乗っていますので、お気軽にご相談ください。

不動産クラウドファンディングを検討・投資している方へ

  • ファンドの一口価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
  • 想定利回りは本当に適正なのか?
  • 提案されたファンドよりも優良な物件はないのか?
  • 今提案されている価格より高値で売却したい!
  • 自宅欲しいんだけども不動産クラウドファンディングに投資してて大丈夫?
  • 償還時に元本割れした…収支がプラスになる投資がしたい!

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不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
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田中(現在17戸年間家賃収入1,010万円)の詳細な物件情報や投資実績(売却実績)はコチラ