こんにちは、田中です。
今回は、不動産投資を否定するファイナンシャルプランナー関根克直氏について見ていきたいと思います。
ソフトウェアメーカー勤務から、ウィンドサーフィンのインストラクター、そして住宅に特化したFPと、異色の経歴の持ち主です。
それでは詳しく見ていきましょう!
関根克直氏の概要
関根克直氏は、株式会社住まいと保険と資産管理所属のFPとして活動する傍ら、株式会社投資用マンションSOSという会社を経営しています。
住宅ローンの借り換え相談、投資用マンションの相談など、FPでありながら不動産周りに強いFPとして活動されています。
会社名 | 株式会社投資用マンションSOS |
代表取締役 | 関根克直 |
所在地 | 〒103-0014 東京都千代田区神田三崎町2-12-10喜久屋ビル2F |
事業内容 | (1) 住宅購入ライフプラン作成 |
(2) 生命保険加入見直し | |
(3) 新規-住宅ローン見直し | |
(4) 借換-住宅ローン見直し |
関根克直氏はどういった人物か
関根氏は、ファイナンシャルプランナーとして従事していますが、そのビジネスモデルは”有料相談”となっているようです。
無料の保険相談は世の中にたくさんありますが、保険販売の手数料が保険会社やFPにキックバックされることから、中立な提案ではない、というのが関根氏の主張です。
関根氏が販売による手数料を受け取っているかどうかは不明ですが、少なくともそういった理由で有料相談をメインの事業としているようです。
関根克直氏はワンルームマンションを否定
関根氏は、ワンルームマンション投資は儲からないと言い切っており、その理由は、アベノミクスと同時に高騰を続ける物件価格に対して、賃料がついてきていないこと、を自著の中で挙げています。
他にも節税・生命保険代わり・将来の年金など、不動産業者がいうメリットについても懐疑的な見方を持っています。

関根氏のkindle書籍
都内の物件の賃料は上昇している
しかし、その主張とは裏腹に、都内の賃料は上昇しています。


日経新聞より引用
主な原因は住宅価格の高騰です。
また、インフレによっても家賃が上がる傾向があります。
そもそも、日本は長いデフレに慣れきってしまっていたために、賃料は維持or下がることを前提に考える人が多いです。しかし、仕入れコストの上昇や海外のインフレの影響も徐々に国内に波及してきており、日銀もデフレ脱却のタイミングを見計らう事態にまで来ています。デフレを脱却し、インフレになれば賃料の伸びも期待できます。
日本の不動産価格はまだまだ伸びる余地がある
日本の不動産価格は円安による外貨の流入で非常に高額になっています。
他にも再開発や都市圏への人口流入もありますし、これからインフレによる影響によっても価格は伸びていくことが予想されます。
物件をしっかり見極める必要はありますが、まだまだ不動産投資での売却益狙いの投資は有効だと考えています。
節税・生命保険代わり・将来の年金は嘘
関根氏はワンルームマンション営業マンのトークによくある、
- 節税
- 生命保険代わり
- 将来の年金
といったメリットを否定しています。
これは田中も同意です。
節税、生命保険機能はおまけ程度に考え、将来の年金ではなく売却益を狙うべきだと考えているからです。
ワンルームマンション投資の否定は人気ジャンル
最近、特にYoutubeなどでワンルームマンション投資を否定するジャンルが人気コンテンツになっています。
関根氏もそうですが、Youtubeで有名な某Gメンや、自称お金に詳しい系Youtuberがワンルームマンションを否定し再生数を稼いでいます。
ただ、要注意なのが、ワンルーム買取業者と組んでいる否定系Youtuberがいるという点です。
ワンルームマンション購入者に対して否定動画を見せることで、
- 早く売却した方がいい
- 傷が浅いうちに手放しましょう
などと言って、購入者に損切りさせる手法です。
ワンルームマンションは長い時間をかけて賃料でローンを返していくことで、いつか必ず損益分岐点に到達します。
損切りが一番の愚策です。
まとめ
無料の保険相談は世の中にたくさんありますが、保険販売の手数料が保険会社やFPにキックバックされることから、中立な提案ではない、という考えをお持ちの方です。
そのため無料相談ではなく、有料相談を生業としています。真摯な姿勢で顧客の利益最大化を考えてくれる数少ないFPの一人と言えるでしょう。
とはいえ、盲目的に信用するのではなく、一つ一つの言葉が本当に真実かどうか確かめながら話を聞くことをお勧めします。
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不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!