参照:ネクスウィル
「売却したい物件があるけど、どこも買い取ってくれない」
「所有しているマンションが事故物件になってしまった…どうしよう」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
資産形成の一手段として注目を集めている不動産投資。入居者を確保できて安定した家賃収入があれば問題ありませんが、入居者がいなかったり、事故物件になってしまったりした場合、所有し続けることでキャッシュフローがマイナスになることも。
物件をすんなり売却できればいいですが、中には不動産会社に買い取ってもらえないような物件もあります。不動産は、所有しているだけでランニングコストが発生するため、頭を抱えている方もいるのではないでしょうか?
株式会社ネクスウィルは、訳あり物件に特化して買取再販を行なっている不動産会社です。空き家や訳あり物件など一般的に買取不可となるような物件の買取に自社で応じているほか、個人間取引が可能な場を提供しながら売却のサポートもしているそうです。
この記事では、株式会社ネクスウィルがどのような物件を買い取っていて、どのようなサービスの特徴があるのか、口コミを含めて詳しく解説します。不動産投資を検討している方や、不動産会社を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。
株式会社ネクスウィルとは?

参照:ネクスウィル
株式会社ネクスウィルは、空き家や所有者不明土地などを中心とした訳あり物件の買取再販を行なっている不動産会社です。
「売りたいのに売れない不動産をゼロにする」のビジョンを掲げている株式会社ネクスウィル。
空き家や訳あり物件など一般的に買取不可となるような物件を買い取り、バリューアップしてリセールすることで、不動産市場の活性化を図っているといいます。
会社概要
株式会社ネクスウィルは、東京都港区に本社を、大阪府大阪市および愛知県名古屋市に支店を構える不動産会社です。
2019年の設立以降、訳あり物件にフォーカスを当てた事業を展開。
一般的に売却できないような訳あり物件の買取再販や、空き家売買のマッチングサイト「空き家のURI・KAI」の運営など、「売りたいのに売れない」という悩みを解決するとともに、空き家や訳あり不動産を無くすための事業を行なっているそうです。
そんな「株式会社ネクスウィル」の会社概要は、以下のとおり。
会社名 | 株式会社ネクスウィル |
役員 | 代表取締役 丸岡 智幸 |
設立 | 2019年1月29日 |
資本金 | 4億42百万円(利益余剰金含む) |
免許 | 国土交通大臣(1)第10481号 |
住所 | 【東京本社】 〒105-0021 東京都港区新橋2-11-4 Mayapada Shiodome Plaza 3F 【大阪支店】 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-6-28 第二芦池ビルディング403号室 【名古屋支店】 〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅3-7-9 サン・名駅三丁目ビル602号室 |
事業内容 | 訳あり不動産買取事業 空き家、訳あり不動産CtoCプラットフォーム運営 マネープロデュース事業 studyFIRE運営 不動産売買、仲介、管理、不動産投資事業 |
株式会社ネクスウィルの事業内容
株式会社ネクスウィルは、下記の事業を行なっているようです。
- 訳あり不動産買取事業
- 空き家、訳あり不動産CtoCプラットフォーム運営
- マネープロデュース事業
- studyFIRE運営
- 不動産売買、仲介、管理、不動産投資事業
株式会社ネクスウィルは、共有持分や底地、再建築が出来ない物件など、一般的に売却できない訳あり物件の買取再販に特化した事業を展開。買い取った訳あり物件は、法的知識や専門知識をもとにバリューアップさせてから再販しているそうです。
また、空き家や訳あり物件の「売りたい人」と「買いたい人」をオンライン上でマッチングさせるプラットフォームの運営もしているとのこと。
日本の課題である「空き家問題」の解決を促すとともに、不動産を通じたFIRE達成を目的とした資産形成サポートも行なっているとアピールしています。
株式会社ネクスウィルのサービスや物件の特徴

参照:https://studyfire.jp/
株式会社ネクスウィルのサービスや物件の特徴は、以下の3つです。
- 訳あり不動産の買取事業「ワケガイ」
- 空き家、訳あり不動産のマッチングサイト「空き家のURI・KAI」の運営
- FIREを目的とした不動産投資を推奨
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1、訳あり不動産の買取事業「ワケガイ」
株式会社ネクスウィルは、訳あり不動産の買取に特化したサービス「ワケガイ」の運営をしています。
「ワケガイ」は、全国を対象に、共有持分をはじめとする訳あり物件に特化した買取を行なっているとのこと。一般的に買取不可となるような物件に対して豊富な買取実績があり、下記に当てはまる物件でも積極的に買い取ると謳っています。
- 共有持分や共有名義の物件
- 再建築不可等の法的制限がある物件
- 人口減や過疎化により所有者が不在となってしまった空き家
- ゴミ屋敷
- 事故物件
弁護士や司法書士などの専門家と提携することで、複雑な権利関係が絡む訳あり物件の売却における法的手続きも完全サポートしているのだそう。
買い取る際には、宅地建物取引士の資格を持つスタッフや、訳あり物件買取の実績豊富な専門家が市場調査を行ない、不動産本来の価格を提示。最短1日で最大3億円の一括買取の実績があり、スピーディな現金化が可能な点を強みとしてアピールしています。
株式会社ネクスウィルの公式ホームページ上には、物件の状態や買取金額とともに、過去の買取実績が掲載されています。6万〜4,000万円と買取金額は幅広く、かなり悪い状態の訳あり物件の買取実績も確認できます。
他社に売却相談して断られた経験のある方は、一度相談してみても良いかもしれません。ただし、不動産買取も慈善活動ではありませんから、相談はあくまでも慎重に行うことをおすすめします。
2、空き家、訳あり不動産のマッチングサイト「空き家のURI・KAI」の運営
株式会社ネクスウィルは、空き家や訳あり不動産のマッチングサイト「空き家のURI・KAI」の運営もしています。
売主が物件情報を掲載し、その情報を見た買主が直接売主に問い合わせをする仕組みの、個人間取引ができるサービスです。無駄な仲介を省いて取引ができる上に、不動産会社から取扱困難と判断された物件でも、自由に取引ができると謳っています。
前項で紹介した通り、同社は訳あり物件買取サービス「ワケガイ」を運用していますが、このサービスでも買取不可になる不動産はあるといいます。しかし不動産会社が買い取れない不動産でも、どこかに求めている人がいるはずとの考えから、CtoCのマッチングサイトである「空き家のURI・KAI」のサービス提供を開始したそう。
個人間取引であるため、株式会社ネクスウィルが仲介するわけではありません。ただ、売買成約時に売主7万円、買主5万円のサービス利用料が発生します。
コストの妥当性はさておき、個人間取引にはデメリットも多いため、注意が必要です。後ほど詳しく説明しますが、個人間取引は最終手段と考え、他に方法はないか再度検討してみてくださいね。
3、FIREを目的とした不動産投資を推奨
株式会社ネクスウィルは、FIREを目的とした不動産投資を推奨しているようです。FIRE達成を目指す一環として、マネーリテラシーを高めるための情報発信やお金の教養講座の開催、FIREシミュレーションシステムの提供などもしています。
FIREを達成するためには、最初に「目標を設定すること」が大事だと主張する株式会社ネクスウィル。FIREシミュレーションシステムは、FIREまでの明確な道のりを描く業界初のシステムであると謳っています。
収支や現在の資産の把握、FIREに向けた目標金額の設定、FIREのための方法の提案、FIREへ向けた投資物件の紹介までがセットになっているようです。
あくまで簡易的なシミュレーションであり確実性は高いとは言えませんが、算出自体は無料でできるので、気になる方は試してみてもいいと思います。
同社のFIREコンサルタントは本当にFIREしている?

参照:ZUU Online
ネクスウィルはFIRE達成のためのセミナーを定期的に開催しています。同社のセミナーページには下記のような文言が並びます。
これらのテーマを解説し、ノウハウを伝授してくれるのは、毎年25人以上のFIRE達成をサポート・実現している株式会社ネクスウィル。同社は、FIREを目的とした不動産投資に特化したサービスを展開しています。サポートにFIREコンサルタントという担当者を用意しており、そのコンサルタント自身も多くがFIREまたはハーフFIREを達成しています。
参照:https://zuuonline.com/archives/292622
なんとすでにFIRE/サイドFIREしている方が懇切丁寧にコンサルティングしてくれるとのこと。FIREしてるのに・・・。
FIREした人がFIREのコンサルしてるっていう構図はちょっと不思議ですね。
個人間で行う不動産売買には注意が必要
株式会社ネクスウィルの提供する「ワケガイ」は、空き家や再建不可物件、事故物件、ゴミ屋敷など、他社で買取不可と判断された物件も積極的に買い取っており、多くの買取実績を謳っているサービスです。しかし、どんな物件でも買い取ってもらえるわけではありません。
中には買取できない物件もあり、そういった物件に対しては、個人間取引できる不動産売買ポータルサイト「空き家URI・KAI」の活用を提案しています。
「空き家URI・KAI」は、個人間で取引できるため、仲介手数料等が発生しないメリットがあります。しかし、個人間取引には下記のデメリットもあるため注意が必要です。
- トラブルが発生するリスクがある
- 手続きや書類の作成・収集等に時間と手間がかかる
特に、不動産売買では必要となる書類や手続きが多く、専門知識や経験が必要となることも少なくありません。株式会社ネクスウィルがどこまでサポートしてくれるのか不明確であるため、スムーズな取引ができなかったり、トラブルが発生するリスクも否定できないのです。
ましてや訳あり物件専用のマッチングサイトなので、手続きも複雑になるおそれも高く、なんらかのトラブルが発生する可能性も…。うまく活用できれば便利なサービスかもしれませんが、利用時にはどこまでサポートしてもらえるのかを、しっかり確認するようにしてくださいね。
「個人間取引の注意点を知りたい」「売却できない物件があって困っている」という方は、一度わたくし田中にLINEでご連絡ください。
元不動産営業マンで現役不動産投資家の立場から、あなたのお役にたてるかもしれません。是非お気軽にご相談ください。
株式会社ネクスウィルの評判や口コミはどう?
株式会社ネクスウィルに関する良い評判・口コミ
株式会社ネクスウィルに関する良い口コミは、2024年10月現在、1件もありませんでした。
悪質なサービスを提供していれば悪い口コミが集まるはずなので、良い口コミだけでなく悪い口コミも1件も見当たらないことから、一定のサービスには期待できるかもしれません。
とは言え、不動産会社とオーナーは利益相反の関係であることは忘れずに。営業マンが言っていることを鵜呑みにせず、自身の判断軸を持って土地や物件種類、売却先を選定しましょう。
株式会社ネクスウィルのまとめ

参照:ワケガイ
株式会社ネクスウィルは、空き家や訳あり物件の買取再販、個人間取引のプラットフォーム運営、FIREセミナーの運営を行なっている不動産会社です。
共有名義の物件や空き家、ゴミ屋敷、再建不可の土地など、不動産会社に買取を断られがちな不動産に特化して買取・再販を行なっているとのことでした。自社で買取困難と判断した物件に関しては、個人間取引が可能なマッチングサイト「空き家URI・KAI」サービスを通じて、売却をサポートしています。
しかしながら、個人間取引には注意点が多く、株式会社ネクスウィルで物件を売却したからと言って、必ずしも利益が出るとは限りません。また、同社のFIREセミナーに関しては、どうも営業マンやセミナー講師全員がFIRE/サイドFIREしているなど、にわかには信じがたい謳い文句で集客しています。
同社との取引で不安になことがある場合は、LINEでも相談に乗っていますので、お気軽にご相談ください。
株式会社ネクスウィルで物件の売却を検討している方へ
・買取価格は妥当なのだろうか?安値で買い叩かれていないかな?
・買取価格は本当に適正なのか?
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・解約できないサブリースがついてる物件はどうしたらいいの?
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不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!