破天荒大家ポールの口コミ評判は?独特の投資スタイルとマインドを持った専業大家!

引用:x

本記事では、XやYoutubeなどのSNS、建美家コラムなどで活躍するユニークな投資家、ポール氏についてまとめて参ります。

X(旧Twitter)やYouTubeでは軽妙な語り口で投資体験や哲学を語り、健美家などのメディアでも人気コラムを連載。さらに著書を出版するなど、投資家としてだけでなく情報発信者としても幅広く活動しています。今回は、そんなポール氏の投資スタイルやマインドセットを整理し、サラリーマン投資家がどのように参考にすべきかを考えていきます。

元不動産屋・現役サラリーマン投資家 田中

サラリーマン大家。新卒で中堅不動産投資会社に就職。 お客様第一ではない不動産会社のあり方に疑問を感じ、メーカーの営業職に転職。現在はコンサル会社に転職し不動産会社勤務の経験を生かして不動産会社の経営コンサルを行う。 地道に買い増しや売却益を活用し、現在17戸年間家賃収入1,010万円(ほぼ不労所得)。1,010万円を元手に投資信託や株を購入し、さらなる資産拡大に挑戦中。

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ポール氏の人物像

ポール氏は1983年に富山県で生まれ、大学卒業後は一般企業に就職しました。

サラリーマンとして働きながら副業を模索する中で、2013年に不動産投資を開始。

最初は区分マンションや中古アパートの購入から始め、次第に新築一棟アパートやボロ戸建の再生に挑戦。特に、新築アパートの空室に苦しみながらも、メルカリ転売で500万円を稼ぎ出して窮地を脱するなど、独自の行動力とバイタリティで窮地を乗り越えてきた経験があるとのこと。

こうした経験から、彼は「キャッシュフローは幻」と語りつつも、DIYで物件を再生するなど独自の投資スタイルを確立。現在はFIREを達成し、SNSやコラム、セミナー、書籍出版を通じて「破天荒大家」として広く発信活動を続けています。

ポール氏概要(プロフィール表)

項目内容
名前ポール(通称:破天荒大家、クレイジーマインド投資家)
生年・出身1983年、富山県生まれ
学歴・経歴大学卒業後に就職、副業を模索しながら不動産投資を開始
投資開始2013年頃、区分マンションや中古アパートを購入
転機新築アパートで空室に苦しむも、メルカリ副業で500万円を稼ぎ窮地を脱出
投資手法DIYによるボロ戸建再生、新築一棟アパートなどキャッシュフロー重視型
特徴強烈な自己肯定感と「クレイジーマインド」を掲げる破天荒スタイル
現在不動産収益を基盤にFIREを達成。セミナー講師、著者、コラムニストとして活動中

投資スタイル ― ボロ戸建と新築一棟

ポール氏の投資スタイルを特徴づけるのは、大きく分けて二つです。

ひとつは「ボロ戸建投資」。人が見向きもしない老朽化物件を安く仕入れ、自らDIYで修繕して賃貸に回すという手法です。「タダでもいらないものを金のなる木に変える」と表現するように、常識を覆す発想が光る戦略ですが、相応の技術力や労力が不可欠で、誰にでも再現できるものではありません。

もうひとつは「新築一棟アパート投資」。将来の安定収入を期待して挑戦したものの、空室が埋まらず借入返済に追われた苦い経験を持ちます。彼自身もプロフィール欄に「キャッシュフローは幻」と記しているように、新築一棟のリスクの大きさを身をもって体験しました。

まーくん
まーくん
特に新築一棟はサラリーマンの副業としてはかなりハイリスク。時間がたっぷりある専業大家ならまだしも、本業が忙しいサラリーマンはそもそも問題解決を図る時間すらありません。

投資マインド ― クレイジーマインドと自己肯定感

投資の実践以上に、多くの人を惹きつけるのがポール氏の「マインドセット」です。彼は自らを「僕ちゃん天才」と呼び、強烈な自己肯定感を武器に挑戦を重ねてきました。常識にとらわれず、他人が無価値と判断するものに価値を見いだす姿勢は「クレイジーマインド」とも表現されます。

一方で、その裏には血尿が出るほどの労働や、誰も真似できないほどの努力が存在します。彼がしばしば「ポール被害者の会」という言葉で自嘲するのも、表面的には簡単そうに見えても、実際には相当な覚悟と行動力がなければ成立しない投資だからです。

まーくん
まーくん
ポール氏の言うとおり、専業大家の表面ばかり見ていると足元を掬われる恐れがあります。

真似するリスクとサラリーマンへの提言

こうしたスタイルは、一見すると高いキャッシュフローを生み出す魅力的な投資に思えます。しかし、実態はリスクも大きく、特に本業を持つサラリーマンには再現が困難です。ボロ戸建は修繕リスクや長期空室の懸念がつきまとい、新築一棟は多額の借入と空室リスクを抱えます。

そのため、サラリーマン投資家にとって現実的な選択肢は、むしろ「都心の区分マンション」です。駅近の物件であれば入居が途絶える可能性は低く、資産価値も安定しているため売却も容易。本業に支障をきたさず、堅実に資産形成できる手法といえるでしょう。

まーくん
まーくん
専業大家はキャッシュフローがなければ生活できませんが、サラリーマンは違います。本業があるため、資産性の高い物件でじっくり売却益を狙えます。

ポール氏から学べること

投資手法そのものを真似ることにリスクはありますが、ポール氏から学べることは少なくありません。

ポジティブマインドで、逆境を乗り越える姿は勇気づけられるところも多分にありますしね。こうしたマインドセットは本業にも通じるものがあるのではないでしょうか。

とはいえ、投資は許容できるリスク範囲でやらなければ大変なことになります。一棟物件は利回りが高い一方、金額も大きく、立地も区分マンションと比べて好立地とはいきません。また、利回りはリスクと比例すると言う原則もありますから、高ければ良いと言うものでもありません。

適切な価格帯、入居者がしっかり見込める立地の物件を購入するようにしましょう。

出版書籍と読者の声

ポール氏は2019年にダイヤモンド社から『手取り17万円の勤め人が「僕ちゃん天才」と言い始めたら年2400万円稼げた超成功法則』を出版しています。

この書籍は不動産ノウハウ本というよりも、自己肯定感を高めるためのマインド本であり、前向きな習慣や発想法を語っています。

レビューでは「不動産投資というより自己啓発書だが、読むと元気が出る」「文章が軽快でモチベーションが上がる」といったポジティブな評価が目立ちます。一方で「具体的な投資の実用ノウハウを期待すると肩透かし」という声もあり、マインドに重点を置いた内容であることがうかがえます。

まとめ

ポール氏の投資スタイルは、華やかに見えて実際には大きなリスクと努力を伴うものであり、安易に真似すべきものではありません。

しかし、その破天荒な挑戦精神や自己肯定感の高さは、多くの人にとって学びとなります。サラリーマン投資家であれば、区分マンションといった安定型の手法を選びつつ、ポール氏のマインドセットを生活や仕事に取り入れることが最も現実的な活用法といえるでしょう。

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現在、保有物件数17戸年間家賃収入1,010万円を得ています。

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