この記事では、設立から収益・従業員数共に右肩上がりで成長中の「株式会社ベルテックス」について見ていきたいと思います。
国内不動産だけでなく、海外の不動産にも強い会社と言われていますが、一方で営業マンについて気になる口コミもあったりします。
物件購入を検討する人にとっては、どんな会社なのか、不動産投資物件としてどうなのかは、気になるところだと思います。
これまでの利用者の評判、口コミなどを交えて、株式会社ベルテックスとはどんな会社なのか、どんな物件を扱っているのかを見ていきます。物件を検討中の方は参考にしてみてください。
株式会社ベルテックスとは?
引用:株式会社ベルテックス
ワンルームマンションから一棟売りまで、幅広いタイプの不動産を取り扱っているのが特徴です。最近では国内だけでなく、海外不動産へと事業展開を広げています。
会社概要
株式会社ベルテックスは、2010年、現・代表取締役の梶尾祐司氏ら4名により設立されました。
2018年の売り上げは190億を超え。設立から右肩上がりの急成長を遂げている不動産会社として注目を集めています。会社概要は以下です。
会社名 | 株式会社ベルテックス |
設立 | 2010年12月7日 |
代表取締役 | 梶尾祐司 |
資本金 | 1億円 |
所在地 | 【本社】 〒163-6009東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー9階 TEL:03-6302-0544 FAX:03-6302-0545 【名古屋支店】 【関西支店】 |
従業員数 | 196名(内訳:役員は含まない。2024年4月30日現在) |
売上高 | 第8期 191億円(2018年) 第7期 151億円(2017年) 第6期 104億円(2016年) 第5期 57億円(2015年) 第4期 30億円(2014年) 第3期 27億円(2013年) 第2期 24億円(2012年) 第1期 9億円(2011年) |
業務内容 | 不動産コンサルティング 不動産企画・開発 不動産の売買・賃貸仲介及び賃貸管理業務 不動産の運用 不動産ファンド事業 リノベーション及びリフォーム業務 損害保険代理店業務 生命保険の募集に関する業務 |
免許・登録 | 宅地建物取引業者免許 国土交通大臣(1)第9910号 マンション管理業者登録 国土交通大臣(1)第34562号 賃貸住宅管理業者登録 国土交通大臣(1)第000366号 特定建設業・東京都知事許可(特-4)第151582号 小規模不動産特定共同事業 東京都知事(1)第4号 |
加盟団体 | 公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会 加盟 公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会 会員 公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会 会員 公益財団法人 東日本不動産流通機構 加盟 一般社団法人 新しい都市環境を考える会 一般社団法人 全国住宅産業協会 会員 一般社団法人 東京都建築士事務所協会 会員 全国賃貸管理ビジネス協会 会員 (50音順) |
事業内容
株式会社ベルテックスでは、ワンルームマンションから一棟売りまで、様々な不動産を幅広く扱っています。「不動産のプロフェッショナルとして、顧客の資産づくりを総合的にサポートしていく」というコンセプトのもと、多岐に渡った事業展開を行なっています。
近年は国内だけでなく、東南アジアを中心に海外の不動産にも力を入れています。国内不動産に関しては、設計・開発・販売・管理までワンストップサービスで提供。「VERXEED(ベルシード)」という自社ブランドのマンションシリーズも展開し、総合不動産会社として事業展開を進めています。
株式会社ベルテックスの物件特徴
引用:株式会社ベルテックス
首都圏人気エリアに厳選
ベルテックスが投資用に選ぶ物件は、首都圏中心地にあることを条件に厳選されています。人気のエリアに位置することで、入居する人が絶えず、売却時も買い手がつきやすい、そのような触れ込みで展開を行なっています。ただ、人気エリアは物件価格を高く設定しがちです。必ず相場を調べる必要があります。
都内物件の入居率は100%、ベルテックスの管理物件99.52%と高い入居率を維持しているようです。実際の入居率はどうなのか、今後どうなるのかについては、しっかりとシミュレートしておく必要があります。
様々なタイプの不動産物件を扱う
新築、中古、一棟マンション、区分マンション、これらの全てを取り扱っていることも、ベルテックスの特徴の1つです。
投資家としては、様々な選択肢を持つことができると言えますが、その分知識が求められることになります。くれぐれも営業マンのいいなりで物件購入を決めないようにしましょう。
海外不動産や海外の投資家にも注力
年代階層別において勢いのある、東南アジア周辺の不動産を取り扱っていることも特徴的です。
インフレが進んでいる新興国の不動産は、投資家にとって大きな魅力ですが、海外不動産は知識が求められますし、安定性に欠けます。不動産投資初心者は手を出すべきではありません。
東京や大阪なども世界的に見て十分に魅力的な都市ですし、そこにローンを組んで投資ができる日本人は、まさに特権を持っているとも言えます。あえて海外不動産に手を出すよりも、有利に始められる国内不動産の方が良いのではないでしょうか。
自社ブランドシリーズ「VERXEED(ベルシード)」
首都圏23区エリア近郊や郊外に自社ブランドのマンションを展開しており、高い入居率を誇っているようです。ただ、物件価格は相場より高めな印象です。ベルシードシリーズには以下があります。
- ベルシード中板橋
- ベルシード浦安
- ベルシード志村坂上
- ベルシード千住パークサイド
- ベルシード綾瀬駅前
- ベルシード阪東橋MAXIV
- ベルシード蒲田
- ベルシード横濱ウエスト
- ベルシード門前仲町
- ベルシード北池袋
取引金融機関、提携金融機関が豊富
提携金融機関が、業界最大規模に豊富と言われています。提携金融機関が豊富なことから「1%台の優遇金利」などの謳い文句で売り込んでくることが多いようですが、必ずしもそのような優遇金利が受けられるわけではないことを理解しておきましょう。
また、金利よりも物件を選び抜く方が重要です。ワンルームマンション投資は物件を間違えなければ、5年で数百万円の売却益を狙えます。
当然、多くの不動産会社は数を捌きたいので、そうした優良物件はほんの一握りしか出回っていません。そうした一握りの物件を見極める方法、分かりますか?
仲介手数料が無料
ベルテックスが所有しているマンションには、仲介手数料が無料という特徴があります。理由は、ベルテックスが所有者であり売主であるからです。
一方、ベルテックスが仕入れている物件ですから、仕入れ値に利益が乗っています。仲介なら不動産会社は物件価格の3%と決まっていますが、売主の場合は利益額がわかりません。場合によっては仲介手数料よりも高くなっている可能性も。そのため仲介手数料無料というのはメリットのように聞こえますが、実際は言葉遊びのようなものです。
ワンストップで賃貸管理業務を代行
マンションオーナーにとって、負担になるのが賃貸管理業務。ベルテックスは、マンション経営に必要な管理業務を、ワンストップサービスとして提供しています。
- 入居者の募集
- 賃貸借契約の締結
- 家賃回収
- 契約更新
- 退去手続き
- クレーム対応
- 原状回復工事
これらの業務を全て代行してもらうことができるので、忙しいオーナーにとってはとても魅力的です。初めて不動産投資をするオーナーに限り「月額777円」でサービスが使えることも魅力的ですが、賃貸管理を一括で任せることで、把握できないことも増えていきます。気がついたら、クレームや問題が大きくなっていた、などの状態に陥らないようにするためにも、任せっきりにしないという意識を持つようにしましょう。
年間3000名以上が参加する投資セミナー
引用:株式会社ベルテックス
ベルテックスの投資セミナーには、年間3,000名以上が参加していると言われています。「投資用物件選びのポイント」や「不動産投資でのリスク対策」など、投資を成功させるための様々なテーマで開催さ入れています。
無料で参加できることから、人気のセミナーとなっているようですが、注意しなくてはいけないのは、セミナー後の営業担当者との個別の面談では、強めの勧誘や営業を受ける可能性がある、ということです。無料のセミナーは基本的に勧誘、営業の窓口であることを知っておき、そこを踏まえた上で慎重に参加するようにしましょう。
ちなみに参加するだけで数万円も配ってるようですね。。。何か裏があるのでしょうか・・・・。
株式会社ベルテックスの口コミや評判
株式会社ベルテックスの良い口コミ・評判
- 営業マンが熱心で丁寧
- フレンドリーで話しやすい
- 質問に分かりやすく答えてくれた
- 提携銀行が幅広いので安心できる
「初心者にも見やすい資料が作成されていた」「節税の具体的な方法を説明してくれた」など、営業マンの対応については一定の評価が見られます。
ただし、対応が丁寧でわかりやすいと言っても、それで投資がうまくいくわけではありません。営業担当者の人柄や対応力も判断基準の1つですが、重要なのはあくまでも物件です。収益が出る物件か、相場よりも高くないかなど、厳しい目でしっかりと見極めるようにしていきましょう。
株式会社ベルテックスの悪い口コミ・評判
- 顧客目線ではなく営業目線で話される
- 紹介してもらう物件数が少なかった
- セミナー後、案内が来なかった
不動産投資会社にありがちな、しつこい営業電話などの苦情の声はさほど見られないようでした。ただし、営業力にムラがあるという声が見られます。
担当者によって、説明や対応の質が落ちることもあるようなので、営業マン任せにせず、自分自身でもしっかりと物件を見て判断していくようにしましょう。
株式会社ベルテックスのまとめ
引用:株式会社ベルテックス
設立から現在まで急成長を遂げる、勢いのある会社として知られているベルテックス。厳選された投資物件、ワンストップの物件管理、豊富な取引金融機関先など、様々な強みをウリにしているようですが、全ての物件において利益が出るわけではありません。投資家目線でしっかりと見極めていく必要がありますまた。
近年では海外不動産にも力を入れているようですが、海外事業は先行きがまだまだ不透明なところもあり、本業である国内不動産への悪影響も懸念されます。物件の資産価値を見ていくことはもちろん、ベルテックスという会社の展開、将来性についても合わせて見ていくことも必要だと言えるかもしれません。
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不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
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