「山根陽一氏との面談で、東京の中古ワンルームマンションを強く推奨された」
「提案内容は良さそうだけど、ネットで検索しても『ゲーテ』などの華やかなPR(広告)記事ばかりで、リアルな口コミが一切出てこない……」
現在、山根コンサルティングから物件の提案を受けており、「本当にこのまま契約して大丈夫なのだろうか?」と不安になり、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?
元不動産屋であり、現役投資家である私の結論から言うと、ネット上に口コミがないのには明確な理由があり、契約前には極めて慎重な判断が必要です。
なぜなら、不動産投資家として同社を調査した結果、以下の「気がかりな事実」が浮かび上がってきたからです。
HPに「宅建業免許番号」の記載がない(自社で不動産売買の契約ができない可能性がある)
本店所在地がレンタルオフィスである
山根コンサルティングの会社概要

引用:山根コンサルティング
| 会社名 | 合同会社NYKY(サービス名:山根コンサルティング) |
|---|---|
| 設立 | 2019年9月28日 |
| 代表者 | 山根 陽一 |
| 本社所在地 | 東京都港区(※レンタルオフィスを使用している模様) |
| 事業内容 | 不動産コンサルティング |
| 顧問・提携 | ・顧問税理士:中田幸康 会計税務事務所 ・顧問弁護士:SAKURA 法律事務所 |
| 免許・登録 | ※宅地建物取引業免許番号の記載なし |
プロ目線で斬る!山根コンサルティング(合同会社NYKY)の実態とは
山根コンサルティング(法人名:合同会社NYKY)は、代表の山根陽一氏が手掛ける不動産コンサルティング会社です。 「損して徳をとる」という顧客第一の営業スタイルを掲げ、東京の築25年以内のワンルームマンション投資を推奨しています。
しかし、検討中の方が絶対に知っておくべき「裏側」があります。
1. 「宅建業免許がない」ことの本当の意味
不動産の売買や仲介を行うには、国土交通大臣や都道府県知事からの「宅地建物取引業免許(宅建免許)」が必須です。しかし、山根コンサルティングのHPにはこの免許番号の記載が見当たりません。
これが意味することは、同社はあくまで「コンサルティング(助言)」を行う会社であり、最終的な物件の売買契約は「別の不動産会社(売主)」と結ぶ形になる可能性が高いということです。
不動産業界におけるこの手のビジネスモデルは、コンサルタントが提携先の不動産会社に顧客を紹介し、成約時に多額の「紹介料(キックバック)」を受け取る仕組みが一般的です。そしてその紹介料は、あなたが支払う「物件価格」にこっそり上乗せされています。
2. PR記事は豊富だが、実態は小規模な合同会社
「ゲーテ」などの有名メディアにインタビュー記事が掲載されていると、「大手のすごい会社だ」と錯覚してしまいがちですが、ああいった記事の多くはお金を払って掲載するPR(広告)です。
法人登記を調べると、実態は「合同会社NYKY」という会社で、所在地は港区のレンタルオフィスです。過去のインタビューでも「秘書と2名体制」と語っており、非常に小規模な個人事務所であることがわかります。 決して小規模だから悪いというわけではありませんが、数千万円のローンを組んで数十年の付き合いになる「不動産投資のパートナー」として、資本力や倒産リスクなどをどう判断するかは冷静に考える必要があります。
3. 山根氏の推奨条件が”緩すぎる”
山根氏は「東京の築25年以内の中古ワンルーム」「フルローンが下りる物件」を推奨しています。この条件は現役投資家からするとかなりゆるゆるで、、、正直条件と言えるレベルの内容ではありません。。
最近は築浅の物件も売りに出ていることもありますし、築10~15年ほどで良い物件もあります。加えて、不動産会社はたいてい銀行評価が満額出るものを提案してくるので、山根氏の紹介だから良い物件に出会えた、ということはないように思います。
そもそも宅建業がない同社が、具体的な物件提案することは法律で禁じられていますしね。
プロ目線で斬る!山根コンサルティングの4つの特徴
山根コンサルティングが公式HPやインタビュー記事等でアピールしている特徴と、それに対する元不動産屋としての「本当のところ」を解説します。
1. 東京の中古ワンルームマンションを推奨 山根氏は投資の成功条件として、「東京のワンルーム」「築25年以内」「総戸数20戸以上」「銀行からフルローンが下りる」という4つの基準を挙げています。
【不動産投資家のホンネ】 前述の通り、この条件はもはや条件と言える代物ではないと考えます。どんな物件でも買いなさい、と言っているようなものです。また、東京の不動産は昨今値上がりが天井付近まできている印象でして、ここから家賃がどの程度伸びるか、というのが見られている状況です。そのため、関西や福岡などの選択肢も十分にあるはずです。東京に絞らず、資産形成として最適な物件を選びましょう。
2. 「損して徳をとる」営業スタイル 顧客の利益を最優先し、自社の目先の利益を捨ててでも長期的な信頼関係(10年、20年先)を築くことをモットーとしています。「リアル正直不動産」と呼ばれることもあるそうです。
【不動産投資家のホンネ】山根氏のようなコンサルタントにとって、本当の意味での「顧客(お金を払ってくれる相手)」は、物件を紹介する先の不動産会社(売主)になります。そのため、「顧客の利益を最優先する」という言葉が、投資家側ではなく「不動産会社側の利益を最優先する」という意味合いにならないか、シビアに見極める必要があります。
3. 圧倒的な営業実績とネットワーク 新卒入社後2年で営業トップ、累計契約数300件以上など、山根氏個人の輝かしい実績がアピールされています。
【不動産投資家のホンネ】 これだけの販売実績があるということは、営業力が非常に高い(=売るのが上手い)証拠です。優秀な営業マンのプレゼンを聞くと、「この人に任せれば絶対に大丈夫だ」と錯覚してしまいます。だからこそ、その場の雰囲気や勢いで契約せず、一度持ち帰って第三者の意見を聞くステップが絶対に必要です。
4. 積極的な情報発信 公式HPで、不動産投資のノウハウや顧客との面談内容、税金対策などの情報をコラムとして発信しています。
【不動産投資家のホンネ】 無料で有益な情報を公開しているのは評価できますが、2021年で記事の更新がストップしたあと、2025年に5記事ほど追加されています。不動産の市況や金利動向、融資の条件などはここ数年で激変しています。特にここ最近は米国の関税、各地の紛争などによって予測不能な環境であり、まさに今こそ情報発信をしてほしいと感じます。
コンサルティング内容が正解とは限らないため注意が必要

山根コンサルティングは、代表の山根氏の不動産業界における経験やノウハウをもとに、不動産コンサルティングを行なっている会社です。
30代前半でありながら、「累計契約顧客数331件」「顧客数約2,300名」「販売件数1,000件以上」「累計700名以上の顧客担当」「年間300件以上の成約件数」など、豊富な実績を持っている山根氏。30代前半とは思えぬほど豊富な実績と経験があることは確かですが、山根氏のアドバイスすべてが正しいとは限りません。
と言うのも、立地や間取り、築年数、構造、周辺環境、設備など、物件のスペックによって最適な運用方法が異なるから。全く同じ物件は一つたりともないため、「これをすれば間違いない」と言い切れないのが不動産投資です。
これまで、多くの方の不動産投資をサポートしてきているため、さまざまな物件の運用方法や属性に応じた最適な物件等を熟知しているかもしれません。
しかし、投資である以上、「絶対に大丈夫。絶対に儲かる。」とは言い切れないため、コンサルティング内容の鵜呑みには禁物です。もらったアドバイスをもとに、自分でもさまざまなリスクを考慮したシミュレーションしてみたり、身近にいる投資経験者に相談したりするなどして判断してくださいね。
「提案された物件で大丈夫かな?」「物件力を見極めるポイントは?」など、不動産投資に関する疑問や不安がある方は、わたくし田中にLINEでご連絡ください。
元不動産営業マンで現役不動産投資家の立場から、あなたのお役にたてるかもしれません。是非お気軽にご相談ください。
「家賃保証」「サブリース」はダメ、絶対。

山根コンサルティングは自社にて賃貸管理業務を行なっていませんが、物件購入後に賃貸管理会社の紹介をしているようです。
紹介された賃貸管理会社で、「家賃保証」や「サブリース」を提案された場合には、注意が必要です。
と言うのも、一見魅力的に感じる「家賃保証」や「サブリース」ですが、近年トラブルが多発しており消費者庁から注意喚起が行われているため。
サブリースは一度契約すると解約はほぼ不可能であり、オーナーは真綿で首を絞められたような状態になります。
サブリース契約が締結された物件は評価額が下がってしまい、想定していた売却益を得られないおそれがあります。目先の甘い言葉に飛びつかず、不動産投資トータルの戦略を描きましょう。



山根コンサルティングのまとめ

引用:山根コンサルティング
山根コンサルティングは、代表の山根氏の不動産業界における経験やノウハウをもとに、中古マンションの売買やコンサルティングを行なっている会社です。
「損して徳をとる」営業スタイルのもと、顧客の利益や長期的な付き合い・資産形成を第一に考えた提案をしているそうです。また、不動産投資におけるリスクを最小限にするために、東京の中古ワンルームマンションを推奨していることも、過去のインタビュー記事から読み取れます。
豊富な実績をアピールしてはいるものの、過去の取引実績に関する詳細な情報は記載されていません。
当然、山根コンサルティングで提案された物件を購入したからと言って、必ずしも利益が出るわけではありません。不動産投資は複数の情報網を使って物件購入の判断材料を集めた方が、成功の確率が上がります。
「この物件でいいのかな?」と不安に感じていたり、購入に悩んでしまっている方は、LINEでも相談に乗っていますので、お気軽にご相談ください。
山根コンサルティングで紹介された物件を検討・所有している方へ

- 物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
- 物件の家賃は本当に適正なのか?
- 提案された物件よりも優良な物件はないのか?
- 今提案されている価格より高値で売却したい!
- 解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
- 自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
- 人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!
などなど、ワンルームや不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!


