「土地が余っているからうまく活用したい」
「使ってない土地を有効活用したいけど、いい方法はあるのかな」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
土地活用には、マンション・アパートを建てて家賃収入を得たり、駐車場を作って収入を得たりなど、さまざまな方法があります。
しかし、どちらの方法も、立地的に経営が難しくなるケースがあるのも確か。加えてマンション・アパートの場合だと、建設費が高額なため、土地が余っているにもかかわらず活用を躊躇ってしまう、という方も少なくありせん。
エリアリンク株式会社は、土地活用の新たな方法として、「レンタル収納スペースの運用」を提案している会社です。自社ブランドの『ハローストレージ』は、業界最大級の室数を誇り、ストレージ業界のリーディングカンパニーに位置づけられているほど。
この記事では、エリアリンク株式会社がどのような会社で、どのような土地活用を行っているのか、実際に利用した方の口コミとともに解説します。土地活用を検討している方や、レンタル収納スペースに関心のある方はぜひ最後までご覧ください。
エリアリンク株式会社とは?
引用:エリアリンク株式会社
エリアリンク株式会社は、新たな土地活用方法として、トランクルーム「ハローストレージ」を提案・運営している会社です。
日本での普及がまだまだ多いとは言えないトランクルーム。エリアリンク株式会社は、日本人の「海外ほど広くない住まいにもかかわらず、モノを大切にする精神がある」性格にビジネスチャンスを見出し、トランクルームに着目したとのこと。
エリアリンク株式会社は、ストレージ事業の他にオフィス事業も行っており、オーナーに合わせた土地・不動産活用方法を提案しているようです。
会社概要
エリアリンク株式会社は、東京都千代田区に本社を構える会社です。
1995年の設立以来、ストレージ事業に取り組み続けており、25年の年月を経て、2022年には2,000件以上、98,000室以上のトランクルームを保有する会社へと成長しています。
エリアリンク株式会社の経営方針の1つは、「ストレージを通して人々の豊かな暮らしに貢献する」こと。トランクルームを利用する人だけでなく、土地活用を行う人の暮らしを支える会社を目指しているとのことです。
そんな「エリアリンク株式会社」の会社概要は、以下のとおり。
会社名 | エリアリンク株式会社 英文名:Arealink Co.,Ltd. |
設立年月 | 1995年4月 |
代表者 | 代表取締役会長 林尚道 代表取締役社長 鈴木貴佳 |
資本金 | 6,111百万円 |
売上高 | 売上高(単体) 24,695百万円 ※2024年12月現在 |
従業員数 | 80名(役員、臨時従業員、派遣社員を除く) ※2024年12月現在 |
上場取引所 | 東証スタンダード市場 |
証券コード | 8914 |
決算期 | 12月 |
主要取引銀行 | 株式会社りそな銀行 株式会社きらぼし銀行 株式会社みずほ銀行 |
本社 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDXビル北ウィング20階 |
主な事業 | レンタル収納スペース「ハローストレージ」の運営・管理 |
加盟団体 | 一般社団法人 日本セルフストレージ協会 一般社団法人 レンタル収納スペース推進協議会 公益財団法人 暴力団追放運動推進都民センター 賛助会員 警視庁万世橋警察 暴力団排除協議会 会員 |
エリアリンク株式会社の事業内容
エリアリンク株式会社では、以下の4つの事業を行っています。
- ストレージ事業
- 土地権利整備(底地)事業
- オフィス事業
- アセット事業
エリアリンク株式会社の主な事業はストレージ事業ですが、その他にもストックビジネスを中心とした不動産事業を行っています。
これらの事業の根底には、「困っていることを解決する」という想いがあるとのこと。
土地権利整備(底地)事業では、複雑な権利問題を抱える不動産や、旧法の借地権のついた土地を保有する方をサポート。不動産の権利を整理・売買して、土地を再生に導いているようです。
また、土地を再生するだけでなく、収益をあげるための提案をストレージ事業はもちろんのこと、オフィス事業やアセット事業を通じて行っています。
エリアリンク株式会社のサービスや物件の特徴
エリアリンク株式会社のサービスの特徴は、以下の4つです。
- 新たな土地活用「トランク事業」
- レンタルオフィス「ハローオフィス」
- 不動産小口化商品「ハローAct」の運営
- 複雑な権利問題のある土地のサポート
各項目ごとに詳しくご紹介します。
新たな土地活用「トランク事業」
エリアリンク株式会社では、新たな土地活用方法を提案・推進すべく、トランク事業を展開。
業界最大級ブランドとして「ハローストレージ」を全国各地に展開するなど、ストレージ業界のリーディングカンパニーとして、市場を牽引しています。
エリアリンク株式会社では、保有する土地の特徴や資金に合わせて、次の5種類のトランクルームから顧客に合わせたものを提案しているようです。
- 屋外型トランクルーム
- 建築型トランクルーム
- ビルイン型トランクルーム
- バイクBOX独立倉庫型
- ビジネスストレージメゾネット型
ただし、以下の土地では設置ができないため、事前に確認しておくと良いでしょう。
- 第一種低層住居専用地域
- 第二種低層住居専用地域
- 第一種中高層住居専用地域
- 市街化調整区域
- 非線引き区域
5種類のトランクルームにはそれぞれ異なる特徴があります。今回は人気の屋外型・建築型・ビルイン型トランクルームの3種類について、詳細を紹介していきます。
屋外型トランクルーム
屋外型トランクルームは、コンテナ型のトランクルームを利用した「土地を貸すだけ」のシンプルな土地活用方法です。
引用:エリアリンク株式会社
屋外型トランクルーム最大のメリットは、もともとある土地を造成して、トランクルームを設置するだけで運営がスタートできる手軽さ。初期費用を抑えた運用ができます。
トランクルームは、エリアリンク株式会社が購入するため、オーナーの負担は初期費用の造成費用だけとのこと。
配置する戸数を調整すれば、変形地・狭い土地でも対応可能であり、また利用者は一般家庭や法人なので、駅から遠い土地でも需要があるそうです。
エリアリンク株式会社が、10年契約の一括借上げを行うため、空室による収入減のリスクを軽減できる、とアピールしています。
さらに、空き状況の管理や月3回の清掃業務、24時間受付のコールセンターの設置など、日々の運用・管理もエリアリンク株式会社が対応します。
建築型トランクルーム
建築型トランクルームは、建築したトランクルームをエリアリンク株式会社が一括で借り上げて運営する土地活用方法です。
引用:エリアリンク株式会社
エリアリンク株式会社では、アパートや戸建に適した面積の土地を持つ方に、建築型トランクルームを提案しています。なかでも建築型トランクルームは、「駅から遠い」・「店舗にするには狭い」など、効率の良い活用が難しい土地に適しているとのこと。
また、建築型トランクルームはアパートと同様の相続税対策になるとうたっています。
建築型トランクルームは、屋外型トランクルームと違い、初期費用(6,000万円〜)の他に以下の維持費用がかかります。
- 定期的な建物のメンテナンス費(大規模修繕)
- 火災保険料
- エレベーター保守点検費
- 消防点検費
- 固定資産税
建築型トランクルームを検討する際は、費用の目安を事前に確認し、収支バランスを見ておくとよいでしょう。
ビルイン型トランクルーム
ビルイン型トランクルームは、保有するビルの空きフロアをトランクルームとして運用する土地活用方法です。
引用:エリアリンク株式会社
ビルイン型トランクルームでは、エリアリンク株式会社とオーナーで普通賃貸借契約を交わします。そのため、保有するビルのテナントが埋まらず悩んでいる方や、安定したテナントが欲しい方に提案しているとのこと。
トランクルームの設置に必要な設備投資や届出は、エリアリンク株式会社が請け負っているようなので、初期投資と手間が抑えられるビル活用方法と言えそうですね。
また、ビルイン型トランクルームは築年数が古い物件にも対応可能。古い物件の活用方法に悩んでいる方の課題解決につながる可能性がありそうです。
レンタルオフィス「ハローオフィス」
エリアリンク株式会社では、レンタルオフィス事業として、「ハローオフィス」を展開しています。
レンタルオフィスは、働き方の変化を受けて年々利用率と関心度が上がっています。特に、駅近・個室・登記可能なレンタルオフィスは人気で、数年で利用者も急増。
エリアリンク株式会社では、自社ブランドの「ハローオフィス」を東京都に続々とオープンし、レンタルオフィス事業を通して、独立・起業を目指す方の支援を行っているとのこと。
エリアリンク株式会社が支援を行うのは、利用者だけではありません。エリアリンク株式会社では、物件オーナーとサブリース契約を結ぶことで、継続的な収入を得られる仕組みを提供している、とアピールしています。
不動産小口化商品「ハローAct」の運営
エリアリンク株式会社では、2023年から不動産小口化商品の「ハローAct(アクト)」の運営を行っています。
「ハローAct」は、一棟型トランクルーム「ハローストレージ」の所有権を小口化した商品。所有権を小口化することで、少額で不動産権利が取得できる仕組みとなっているようです。
最低出資金額は1,000万円(10口)で、10口単位で出資可能とのこと。
投資家が任意組合を組成し、共同で不動産を所有。運営はエリアリンク株式会社が行うため、小口不動産投資と同様に不動産所得として配当が受け取れる仕組みです。
引用:エリアリンク株式会社
また、投資する物件はエリアリンク株式会社のサブリース契約が付いているため、リスク分散も可能、とアピールしています。
2024年4月には第3号物件の組成も完了するなど、さらなる事業拡大を目指しているようです。
不動産小口化商品は、実物不動産投資よりも少額で投資を始められたり、賃貸管理などの煩わしい業務を行う必要性がなかったりする点がメリット。
しかし、複数の投資家から集まった資金をもとに運用するため、得られた収益は当然各投資家に分配されます。また、不動産小口化商品のアレンジャー(当記事でいうエリアリンク株式会社)の手残りになる分もあります。
そのため、実物不動産投資よりも、利回りが低くなる点には要注意。
不動産小口化商品を検討するにあたっては、どのような物件が対象になるのか、どの程度の利回りが見込めるのかに加え、アレンジャーの信用度も含め事前に内容をしっかりと調べることが大切です。
「どのような物件なら安心なのか知りたい」「不動産小口化商品の注意点を知りたい」という方は、わたくし田中にLINEでご連絡ください!
元不動産営業マンで現役不動産投資家の立場から、あなたのお役にたてるかもしれません。お気軽にどうぞ。
複雑な権利問題のある土地のサポート
エリアリンク株式会社では、土地活用で悩んでいる方に向け、底地・借地権の売買を通して土地の再生を提案しています。
引用:エリアリンク株式会社
旧法の借地権がついた土地や複雑な権利関係を抱えた不動産は、放置しておくと状況はさらに複雑化しがちです。エリアリンク株式会社では、専門知識を持った弁護士があらゆる問題に対応し、権利関係調整を行うスペシャリストとして実績を残してきたとのこと。
エリアリンク株式会社が地主と借地権者の間に入り、土地再生を実現しているようです。土地活用に悩んでいる方は、エリアリンク株式会社に一度問い合わせてみてもよいかもしれませんね。
一括借上げ・サブリースには注意が必要
エリアリンク株式会社のトランクルームでは、一括借上げを採用しています。
一括借上げは、エリアリンク株式会社がオーナーに収益を支払う仕組みです。トランクルームで空室が続いても一定の賃料が保証されるため、安定した収益に期待できるかもしれません。
しかしその一方で、契約形態や賃料の設定など、不明点が多いのも事実です。
エリアリンク株式会社の一括借上げは、トランクルームの稼働状況の変化による賃料変動は行わないとのこと。
つまり、一括借上げ方式は固定収入となるため、一括借上げ方式をとらずに満室になった場合よりも収益が減ってしまう可能性が考えられそうです。
10〜20年という長い期間での契約となるため、安心して契約できる内容なのか見極める必要もありますね。
また、エリアリンク株式会社が展開するレンタルオフィス事業では、オーナーとサブリース契約を結んでいます。サブリースは一括借上げ同様、保有物件で空室や家賃滞納が発生した際でも、毎月一定の賃料が支払われるサービスです。
安定した収益に期待ができるサブリースですが、近年トラブルが発生していると消費者庁から注意喚起が行われているため、おすすめできません。
サブリースを利用する際の注意点は、以下のとおり。
- 家賃保証は100%ではない
- 賃料が減額になる場合がある
- 契約期間中に契約が解約される可能性がある
- 不正が行われていてもわかりにくい
- 入居者情報がわからない
- 解約したくてもできない可能性がある
- サブリース業者が契約途中で破綻する可能性がある
エリアリンク株式会社が行うサブリースが注意点に当てはまる運用なのかどうか、詳細はわかりません。しかし、トラブルが起きるおそれが全くないとも言い切れないのが現状です。
そのため、サブリース以外の方法があるのかどうか、オフィスや土地の利活用について最初に話を聞く段階で必要があります。
エリアリンク株式会社の口コミや評判はどう?
エリアリンク株式会社に関する良い口コミ・評判
- 要望に対して真摯に対応してもらえた
- 提案をいただいてから物件の引き渡しまでとてもスムーズだった
- 間取りが変形していて使いづらいと思ったが、レイアウトなど工夫して最大限活用してもらえた
エリアリンク株式会社に対する良い口コミでは、対応の良さを評価する声が多数挙げられていました。
多くの不動産オーナーは、トランクルームによる土地活用に抵抗を感じていたようです。しかし、エリアリンク株式会社の真摯な対応を受け、次第に信頼関係を構築していったとのこと。
契約後も、提案から引き渡しまでの手続きがスムーズに行われたり、土地条件に合わせた提案を受けられたりしたとの口コミも。エリアリンク株式会社の対応力があってこそと言えるかもしれませんね。
エリアリンク株式会社のまとめ
エリアリンク株式会社は、土地活用に悩むオーナーに向けて「レンタル収納スペースの運用」を提案している企業です。自社ブランドの「ハローストレージ」は、2022年時点で2,000件以上、98,000室以上を保有しています。
駅から遠い土地や店舗として使うには狭い土地なども、その土地の条件に合わせた提案により収益化を実現しているとのこと。エリアリンク株式会社では一括借り上げを採用し、オーナーに安定した収益をもたらしているようです。
屋外型トランクルームは全国で展開しているため、地方に住む方も相談しやすいかもしれませんね。
とは言え、一般的な土地活用とは特徴が異なるトランクルーム。「本当にエリアリンク株式会社に依頼して大丈夫なのかな?」と不安に感じていたり、契約を悩んでしまっている方は、LINEでも相談に乗っていますので、お気軽にご相談ください。
エリアリンク株式会社とのトランクルーム・物件の契約を検討・締結している方へ
- 借上価格は相場なのだろうか?高い手数料をとられていないかな?
- 物件の家賃は本当に適正なのか?
- 提案された方法よりも優良な土地利活用はないのか?
- 今提案されている価格より高値で売却したい!
- 解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
- 自宅欲しいんだけどもトランクルームやオフィス持ってて大丈夫?
- 更新時に賃料が下がった…収支をプラスに改善したい!
などなど、ワンルームや不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!