投資による資産形成に注目する人が増え、株式やFX、暗号通貨などの投資の人気が高まっていますが、会社員を中心に注目を集めているのが、不動産投資です。長期的に安定した資産形成が見込めることから、目を向ける人が増加しています。
ただし、不動産投資で安定的な収入を得るためには、黒字経営できる物件を購入しなければなりません。多くの不動産会社は、顧客に合った最適な物件を紹介していることを謳っていまが、本当にその物件が適しているかどうかは自分で見極める必要があります。どの会社から、どのような物件を購入するかが、不動産投資においてとても重要になるわけです。
そこでこの記事では、不動産投資のセカンドオピニオンとして事業展開する会社「株式会社ベストチョイス」について見ていきたいと思います。会社、サービスの特徴などから、不動産投資の相談する価値がある会社かどうかをチェックしていきましょう。
なお、2025年時点で同社のホームページは閲覧できない状況になっています。本記事の内容は、それ以前に確認できた情報を元にまとめたものです。参考程度にご覧ください。
株式会社ベストチョイスの会社概要
引用:株式会社ベストチョイス
株式会社ベストチョイスは、東京都中央区に拠点を置き、ライフプランをシミュレーションし、適した物件のタイプ・エリアや諸条件、利回りなど、顧客の投資条件に合わせたアドバイスを無料で提供しています。
物件紹介などの一般的な不動産投資会社と呼ばれる会社とは業態が違い、不動産投資会社との面談同席や、投資物件の収益性を客観的に評価するなど、不動産投資のセカンドオピニオン的な立場として事業展開しています。
会社名 | 株式会社ベストチョイス |
所在地 | 〒104-0032 |
代表者 | 森山 真有 |
事業内容 | 不動産投資に関する情報提供 |
電話番号 | 0120-104-750 |
会社HP | https://best-choice.co.jp/ |
株式会社ベストチョイスの特徴
引用:株式会社ベストチョイス
株式会社ベストチョイスのマンションブランド
株式会社ベストチョイスは、不動産投資会社の紹介を事業としているため、自社ブランドマンションの開発などは行っていません。
新築物件・中古物件、区分・一棟、エリア・物件価格など数ある条件の中で、顧客が今買うべき物件、将来買うべき物件などを提案しています。また、既に他社から投資物件を提案されている場合、客観的な目線で、経済的なデメリットはないか、空室リスクはないかなど、物件の収益性を再評価していることもアピールしています。
一方、こういった業態はどこが収益構造になっているのかを見極める必要があります。ベストチョイス以外にも同じようなセカンドオピニオンサービスを展開されている会社の例ですと、物件の販売が決まった時点で不動産会社からキックバックをもらっているケースがあります。
こうなると、そのキックバックはコンサルティングフィーということになりますので、その金額が妥当なのか、そもそもコンサルティングは中立なのか、という点をしっかり吟味する必要があるように思います。
ベストチョイスさんにお世話になる場合は、まず収益構造からヒアリングしてみることをお勧めします。
主要対応エリア
株式会社ベストチョイスのホームページ上で、対応エリアについての記載はありませんでした。会社のある中央区を中心に、都内及び近郊を主要対応エリアとしていることが考えられます。
不動産投資では、賃貸需要が見込めるエリアの物件を購入するのが一般的です。そのため多くの場合、賃貸ニーズのある東京や大阪などの大都市に拠点を置く傾向にあります。株式会社ベストチョイスも東京都内を拠点にしていることから、紹介する不動産投資会社も都内を中心に活動する会社である可能性が高そうです。
やはり不動産投資は大都市圏が鉄板ですが、物件価格も非常に重要です。物件価格が高すぎないか、周りの相場と比較して妥当かどうかという点はしっかり吟味する必要があるでしょう。
顧客の考えに合った最適な会社を紹介
株式会社ベストチョイスは、不動産投資を考えている顧客と電話やリモート会議を行い、資産状況などのヒアリングを行います。そのうえで、顧客の不動産投資に対する考え方をもとに、最適な会社の紹介を行うことがメイン事業です。
まずは1社のみ紹介し、顧客が気に入らない場合、2社目を紹介しています。セカンドオピニオンサービスを提供するほかの会社と違い、1社ずつ紹介しているため、顧客のもとに何社からも営業の電話がかかってくるようなことはありません。
不動産会社に直接コンタクトを取ると、しつこく電話営業をされることも少なくありません。株式会社ベストチョイスのサービスを利用することで、そういった煩わしさを回避できるのはメリットと言えるでしょう。
一方、こういった業態は何らかの形で不動産投資会社からキックバックをもらっている可能性があります。実質的にそのキックバック料はコンサルティングフィーとも言えますから、その金額が妥当かどうか、また、コンサルティング内容が本当に中立かどうか、という点は慎重にみn
質の高い分析・提案シミュレーション
株式会社ベストチョイスでは、質の高い分析やアドバイスを提供していることをアピールしています。不動産投資のプロ集団が、顧客の年収などのデータをもとに、どのような物件を購入すべきか、どの程度の収益が見込めるのかなどを、物件種別でシミュレーションしています。そのうえで、今後の不動産投資設計の参考となるよう、顧客の意向も踏まえたプランを提示していることを謳っています。実際にサービスを利用した人のクチコミでは「シミュレーションで気づけたことも多い」といった声も挙がっています。
顧客の本質的な目的は資産形成であると考え、不動産投資のほか、保険や年金による将来の備えもアドバイス行っているようです。経験豊富なファイナンシャルプランナーが、一人ひとりに合わせた最適なプランニングを行えることも強みと言えそうです。
不動産投資会社との面談に同席
株式会社ベストチョイスのサービスは、単に不動産投資会社を紹介するだけにとどまりません。希望があれば、自社のスタッフが、顧客と不動産投資会社の面談に同席しています。不動産投資にはさまざまな知識が必要です。初心者にはわからないことも多く、不安に感じるかもしれません。そのようなときに、知識を持ったプロが隣にいてくれれば、聞き漏れなども防ぐことができるため、とても心強いはずです。
また株式会社ベストチョイスでは、顧客の代わりに不動産投資会社と交渉を行うこともあるようです。日頃忙しい人や、不動産会社とのやり取りに不安を感じる人の要望にも応えていることをアピールしています。知識が浅い人にとって、不動産投資会社との交渉はとても難しく感じるかもしれません。プロが代行してくれることで、不動産投資を有利な条件で進めることができる点は魅力と言えます。
管理事業について
株式会社ベストチョイスは、物件紹介や管理事業などの不動産事業は行っていないため、物件購入後の賃貸管理サービスも提供していません。
ただし、紹介してもらう不動産投資会社によっては、賃貸管理サービスを提供していることが考えられます。サービスの内容は会社ごとに異なるため、紹介された会社に直接問い合わせてみることをおすすめします。なお、一般的に賃貸管理事業を行う会社では、次のようなサポートを提供していることが多いです。
- 入居者募集
- 入居者審査
- 賃貸契約書作成
- 賃貸契約締結
- 入居者管理
- クレーム処理
- 建物管理
- 家賃集金業
- 滞納催促
- 退去立ち会い
- 退去後の修繕手配
これらの業務は、本来オーナーが行わなければなりません。不動産をいくつも持っている人や、日頃忙しい人だと、なかなか手が回らなくなります。
賃貸管理を疎かにすると、入居者の不満が募り、空室リスクが高まります。長く入居し続けてもらうためには、賃貸管理も適切にサポートしてくれる不動産会社を選ぶことをおすすめします。
サブリース契約は注意が必要
昨今サブリース契約が不動産投資と一緒に提案されるケースが増えています。
「サブリース」とは、オーナーが所有する物件を、不動産会社が一括で借り上げ、入居希望者に転貸する契約です。この契約を結ぶと、不動産会社はオーナーに代わって、入居者や物件の管理を行います。オーナーは、煩わしい管理業務を手放せるだけでなく、入居状況に関係なく一定額の賃料が保証されます。
便利に見えるサブリース契約ですが、実際には問題点も多いことから、近年では、トラブルが急増しています。
サブリース契約には、主に次のような問題点が挙げられます。
- 家賃が一方的に下げられる
- 100%の家賃が保証されるわけではない
- 入居者の情報が分からない
- 逆鞘サブリースが行われるリスクがある
- そもそもオーナーの収支が悪くなるサービスである
- 35年間、安定的な賃貸運営ができる保証ではない
- 売却時に売却価格が下がる要因になりうる
- 解約したくてもできない
不動産投資会社から提案を受けた場合、まずは内容をしっかり確認するようにしましょう。リスクについても正しく把握しておくことで、サブリース契約を上手に活用することができます。また、サブリースに限らず、何かを契約する際は、提案を鵜呑みにしない心がけも大切です。
サブリース契約に関するトラブルは消費者庁も注意喚起を行っています。


株式会社ベストチョイスの営業社員の評判は!?
不動産投資業界には、顧客に寄り添い、親身になってサポートしてくれる営業マンがいる一方、売ることだけ熱心で、販売後は対応が雑になる営業マンもいらっしゃいます。営業を経験されたことがある方ならそうなるのも仕方ないのはわかりますよね?ノルマありますからね。
営業マンをかばうわけではありませんが不動産業界はかなりノルマがきつい業界です。営業マンにおんぶにだっこではなく自分自身の足で立てるようにしましょう。自分の周りに先輩投資家などがいると気軽に聞けるので営業マンの負担をかけずに済むでしょう。
セミナー情報
株式会社ベストチョイスでは、多数を対象にしたセミナーではなく、個別相談で不動産投資をレクチャーしています。不動産投資に関する疑問になんでも答えることを謳っており、ホームページ上には疑問の一例が掲載されています。
- 不動産投資の仕組みを知りたい
- 不動産投資のリスクを知りたい
- 不動産投資会社の選び方を知りたい
- ローンの組み方を知りたい
- 不動産投資会社から提案を受けているが、正しいのかわからない
- 自分にあったシミュレーションが欲しい
- 一棟か区分?新築か中古?メリットとデメリットを対比して理解したい
- 利回りや収益性についての正しい考え方を体系的に理解したい
- 複数の提案物件を、シミュレーションを元に選択したい
- 最適な金融機関やローンをシミュレーションを元に選びたい
ホームページ内にあるカウンセリングシートに相談内容を入力し、送信することで、無料の個別カウンセリングを受けることができます。セカンドオピニオンという立場上、物件の紹介などはありませんが、不動産投資を始める前に必要なシミュレーションなどを行ってもらえるため、利用してみても良いかもしれません。
また、ホームページでは不動産投資に関する情報や知識をコラム形式で発信しています。初心者から経験者まで参考にできそうな内容となっているので、気になる人はチェックしてみると良いでしょう。
不動産投資で重要なことは”信頼できるか”ではなく、良い物件かまた、物件に適した管理形態かどうかにつきます。上場している会社であっても、とんでもない管理形態や割高な物件価格の会社もあります。 一般的にはそうなります。またサブリース契約の解約は非常に厄介であり、専門家との連携が必要です。中には着手金目当ての弁護士もいるので、依頼する専門家は慎重に選ぶ必要があります。サブリース契約前であれば、結ばない方が吉です。 投資の目的にもよりますが、何よりも価格が重要です。 不動産に限らず、資産形成という観点から戦略を構築していく必要があります。LINEでよければ相談にのってますよ。 ワンルーム投資は節税効果はありますが、さほど大きくはありません。ワンルーム投資は資産形成の観点から売却益を狙うべきでしょう。節税であればワンルーム以上に効果的な方法もあります。不動産投資でよくある質問と注意点
Q.株式会社ベストチョイスは信頼できますか?
Q.サブリース契約していると売却査定額が低くなる?サブリース契約が解約しづらいって本当?
Q.物件を紹介されているが良し悪しが分からない
価格が適正かどうか、家賃が逆サブリースなどで吊り上げられていないか、を確認する必要があります。価格面だけではなく、それ以上に期待できるエリアなど期待値が高い要件が重なれば価格以上の価値も考えられます。Q.不動産投資を始めたいが何から始めていいかわからない
Q.節税目的に投資を検討していますが、物件を見てほしい。
株式会社ベストチョイスのまとめ
引用:株式会社ベストチョイス
株式会社ベストチョイスは、不動産投資会社の紹介をメイン事業として行う会社です。不動産投資に関するセカンドオピニオンとして、完全に中立的な立場でアドバイスを行っていることが特徴です。顧客一人ひとりの状況をヒアリングし、購入すべき物件のタイプなどを提案しています。
プロのアドバイスや、交渉の代行は初心者にとって心強いサービスですが、すべてをまかせきりにするのは危険です。投資は自己責任で行わなければなりません。提案やアドバイスをもとに、適切な判断を自分で行うことが大切です。そのためにも日頃から知識を養い、安定した資産形成が行えるように努めましょう。
株式会社ベストチョイスの不動産投資を検討・所有している人へ
・物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
・物件の家賃は本当に適正なのか?
・提案された物件よりも優良な物件はないのか?
・今提案されている価格より高値で売却したい!
・解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
・自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
・人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!
などなど、不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!