この記事では、2015年設立の新しい不動産会社である「Capital株式会社」について見ていきたいと思います。
本会社は、2015年に代表の植西剛士氏が設立した不動産会社です。
創業時はHearts Asset Management(ハーツアセットマネジメント)株式会社、2018年には株式会社ReVie(レヴィ)とう社名に変わり、2023年1月、新しくCapital株式会社と社名変更をしています。
当ブログにも旧社名時代の投資家の方から色々相談が寄せられていました。
ブログでは断定的なことは言えないので、気になる方はLINEでメッセージください。
なお、2025年時点で同社のホームページは閲覧できない状況になっています。本記事の内容は、それ以前に確認できた情報を元にまとめたものです。参考程度にご覧ください。
Capital株式会社(キャピタル)とは?
引用:Capital株式会社
Capital株式会社は2015年に設立されたまだまだ新しい不動産会社です。2020年時点で従業員数は40名ほどとなっています。(現在の従業員数は不明)
Visionは「ヒト」・「モノ」・「オカネ」の新しいインフラを創るとなっており、これはReVie時代と変わっていません。
事業内容は、
- 不動産の買い取り再販をはじめ、ITコンサルティング、人材派遣と、幅広い事業を展開
- 生涯のライフプランナーとしてお客様に寄り添う、プロフェッショナル集団
- “不動産”、“中古車”、“IT”、3分野の事業をさらに拡大し、オンリーワンの存在を目指す
となっています。
不動産以外にも、IT、中古車、人材といった事業の柱の創出を掲げています。不動産はここ10年ほど非常に好景気を享受してきた業界ですから、そこで積み上げたキャッシュを元手に新規事業領域への参入を考えているのでしょう。
一方、40名の従業員でどの程度新規事業にリソースを割けるのかは正直疑問です。
まずは、既存顧客の対応に力を注いで欲しいものですね。
会社概要
Capital株式会社(キャピタル)は、2015年に現在の代表取締役である植西 剛士氏が設立。以前の社名はHEARTS Asset Management(ハーツアセットマネジメント)、ReVieでした。資本金は2017年に5,000万円、2018年に1億円に増資しております。
会社概要は以下です。
Capital株式会社の会社概要 | |
設立 | 2015年7月7日(創業2013年7月) |
住所 | 東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ |
資本金 | 9,000円(2019年4月現在) |
TEL | 03-6712-5385(代表) |
従業員数 | 40名(2019年4月現在) |
事業内容 | 収益不動産の買取・販売・仲介事業 収益不動産のバリューアップ事業 不動産コンサルティング事業 プロパティマネジメント事業 住居用不動産の売買仲介事業 リノベーション事業 エリア特化型高級賃貸仲介事業 人材コンサルティング事業 メディア事業 各種金融・ファンド組成アドバイザリー事業 システムエンジニアリング事業 |
代表取締役 | 植西 剛士:1984年京都府生まれ |
事業内容は、不動産だけでなく、人材コンサルティング事業、システムエンジニアリング事業等の、人材事業にも手を出しているようです。昨今のITエンジニア不足に対して、システムエンジニアリング(SES)業界も非常に盛り上がっています。一方、エンジニア確保のコストが右肩上がりの業界ですので、片手間にできることではありません。
Capital株式会社(キャピタル)の事業内容
主な事業は不動産投資事業です。
- 収益不動産の買取・販売・仲介事業 収益不動産のバリューアップ事業
- 不動産コンサルティング事業
- プロパティマネジメント事業
- 住居用不動産の売買仲介事業
- リノベーション事業
これらをトータルサポートで行っています。
色々事業内容には書いていますが、メインは中古不動産物件の仕入れ、販売事業になります。
また、ReVie時代は、ムフール、ReVie mediaといったメディア事業にも力を入れていたようですが、現在はクローズしているようです。
Capital株式会社(キャピタル)のサービスや物件の特徴
1,500万円前後の中古マンションの取り扱いが中心
不動産事業においては、首都圏の中古区分マンションの買取再販再生事業を手がけています。
植西剛士氏は、今後はより大規模な不動産領域への拡大も目指しているようです。例として、高級マンションの買い取り・再販事業や、大規模イノベーション事業や、土地の開発から一戸建て住宅の販売を挙げています。
荒削りな社員が多い印象
Captial株式会社は従業員の平均年齢は若い印象です。現在はわかりませんが、2020年ごろは平均年齢27歳となっており、不動産会社としてはかなり若い平均年齢でした。
若いというのはメリットである一方、当ブログに寄せられた多くの相談から察するに、かなり荒削りな印象を受けました。
あまり詳しくは書けませんので、気になる方は個別にメッセージください。
Capital株式会社(キャピタル)はサブリース物件提案が多い!?
Capital株式会社は旧社名であるReVie時代、サブリース物件の提案が多い印象でした。
ちなみにサブリース契約は近年トラブルが多い契約形態でもあり、消費者庁も注意喚起しています。
『サブリースがあるから安全な投資だ』というのは幻想です。
不動産業界にはたまにサブリースのことを35年間家賃が保証されてるという説明をする営業マンがいたりしますが、それは勘違いを生みやすい表現だと考えています。
サブリースでは保証される家賃の賃料が維持される訳ではありませんので、注意が必要です。改定ごとに家賃は変えられるので、実勢価格になっていくのが普通ですね。
サブリースや保証という言葉にはついついすがってしまう気持ちはわかりますが、注意しなければならないケースもありますから肝に命じておきましょう!
サブリースがあるから家賃が保証されるわけではありません。
賃貸需要があり、家賃が見込めるから、サブリース手数料で業者が儲かる、という話です。
賃貸需要が下がれば家賃が下がるため、サブリースで保証される家賃も下がることが普通です。
そうでないと業者は赤字を垂れ流すことになりますからね。
サブリースを使ったよろしくない販売手法もあると聞きます。詳しくはブログではかけませんので、不安な方は連絡ください。
もちろんサブリースには家賃収入が安定するというメリットもありますが、まちがってもサブリース=リスクゼロではありません。


こういう営業トークには要注意!
これはどんな会社にも当てはまることですが、下記のような営業トークは注意が必要です。
この物件は大丈夫です。私が保証します!
投資に保証はありません。
○年後に当社が買い取ります!
○年後に買い取るというのもよく聞きますが、トラブルになってるケースが多い印象です。そもそもこれも保証的な意味あいが強く、一度冷静になった方が良いでしょう。契約書に具体的な年月日、金額の記載があれば良いかもしれませんが、口約束の場合は注意しましょう。
サブリースで35年間家賃保証です!
サブリースは上に書いたように、家賃の金額は変動します。また実質の家賃が下がることで売却するときの足かせになるケースも多いです。家賃収入を保つにはサブリースではなく、賃貸需要がしっかりある物件を購入することが重要です。
賃貸需要が見込める地域なので将来的に物件価格の値上がりが期待できます!
首都圏の賃貸需要は、人口流入、インフレによる物価の高騰に伴って右肩上がりで家賃は上がっています。つまりこれは何も特別なことではなく、ちゃんと賃貸需要のある地域の物件を購入すれば物件価格は値上がるため、都内では珍しいいことではありません。ですので、その場で即決する要素にはなり得ません。
不動産投資で一番重要なのは『物件』です。
ただ、正直不動産投資初心者にとって物件を見極めることは非常に難しいですよね。
仮にとんでもなく不動産業者の利益を載せていた場合も物件の相場を知らなければ正直判断のしようがありません。
そういった方には肝に銘じ欲しいことは、その場で即決しない!ということです。
仮にその場で即決を迫られた場合は、断った方が無難でしょう。初心者相手に超絶優良物件が提案されることはほぼないと考えてよいので、その場で即決することはリスクが高いからです。
Capital株式会社(キャピタル)の口コミや評判はどう?
Capital株式会社の口コミは少ない
ReVieからCapitalへの社名変更が2023年1月であるため、まだCapital株式会社としての口コミは全然ありません。
ReVie時代の口コミはこのような感じでした。
社長を筆頭に、やる気のある社員が多い
若くてもしっかりと教育された社員が多い印象
良くも悪くも、成長中のベンチャー企業というイメージ
植西氏はハーツ時代から、若さ、勢い、向上心といったベンチャー気質を推し出した企業運営をしています。勢いとやる気のある担当者というのは荒削りなところがありつつも、応援したくなる、任せたくなるような側面もあることでしょう。
一方、不動産という大きなものを扱う業種には、正確さや安心というのも重要です。
投資家自身の考え方や好みがあると思いますが、Capital株式会社のようなスタイルを好む方には合う不動産会社といえます。
また、企業スタイルとは別に、取り扱い物件の価格帯が適正価格の範囲か、という点も慎重に検討する必要があります。そう言った点は担当者の意見を参考にしつつも、自分自身でもしっかり検討するにしましょう。
不動産投資で重要なことは”信頼できるか”ではなく、良い物件かまた、物件に適した管理形態かどうかにつきます。上場している会社であっても、とんでもない管理形態や割高な物件価格の会社もあります。 一般的にはそうなります。またサブリース契約の解約は非常に厄介であり、専門家との連携が必要です。中には着手金目当ての弁護士もいるので、依頼する専門家は慎重に選ぶ必要があります。サブリース契約前であれば、結ばない方が吉です。 投資の目的にもよりますが、何よりも価格が重要です。 不動産に限らず、資産形成という観点から戦略を構築していく必要があります。LINEでよければ相談にのってますよ。 ワンルーム投資は節税効果はありますが、さほど大きくはありません。ワンルーム投資は資産形成の観点から売却益を狙うべきでしょう。節税であればワンルーム以上に効果的な方法もあります。不動産投資でよくある質問と注意点
Q.CAPITAL株式会社は信頼できますか?
Q.サブリース契約していると売却査定額が低くなる?サブリース契約が解約しづらいって本当?
Q.物件を紹介されているが良し悪しが分からない
価格が適正かどうか、家賃が逆サブリースなどで吊り上げられていないか、を確認する必要があります。価格面だけではなく、それ以上に期待できるエリアなど期待値が高い要件が重なれば価格以上の価値も考えられます。Q.不動産投資を始めたいが何から始めていいかわからない
Q.節税目的に投資を検討していますが、物件を見てほしい。
Capital株式会社(キャピタル)のまとめ
引用:Capital株式会社
若さ、勢い、向上心というベンチャー気質な不動産会社、Capital株式会社。
過去二度の社名変更は、個人的にはとても気になります。
不動産物件の提案としては、サブリース物件の提案が多い、という特徴があります。ただサブリース契約は諸刃の剣であるため、物件価格や設定賃料が相場と比較して逸脱していないか、という点はしっかり吟味が必要です。
当会社に関しては多数相談設けておりましたので、もし気になる方がいればLINEでメッセージください。
Capital株式会社(キャピタル)で不動産投資を検討されている方へ
・物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
・物件の家賃は本当に適正なのか?
・提案された物件よりも優良な物件はないのか?
・今提案されている価格より高値で売却したい!
・解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
・自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
・人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!
などなど、不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!