ファンタステクノロジー(Fantas technology)は怪しい!?口コミ・評判情報-マネカツ・Fantas studyを開催する不動産会社!

この記事では、不動産テックと呼ばれるITやAIの活用で効率化を図る「ファンタステクノロジー株式会社」について見ていきたいと思います。

最近Facebook、Instagram、Twitterでお金に関するセミナー広告をよく見かけるファンタステクノロジー。
売り上げも好調で急成長を遂げていると聞きます。

ファンタステクノロジーではマネカツFantas study(ファンタススタディ)という資産形成や節税に関するセミナーを開催しています。ファンタステクノロジーは不動産会社なので、セミナーのバックエンドは不動産投資への誘導だと思います。

物件購入を検討する人にとっては、どんな会社なのか、不動産投資物件としてどうなのかは、気になるところだと思います。

これまでの利用者の評判、口コミなどを交えて、ファンタステクノロジー株式会社とはどんな会社なのか、どんな物件を扱っているのかを見ていきます。物件を検討中の方は参考にしてみてください。

元不動産屋・現役サラリーマン投資家 田中

サラリーマン大家。新卒で中堅不動産投資会社に就職。 お客様第一ではない不動産会社のあり方に疑問を感じ、メーカーの営業職に転職。現在はコンサル会社に転職し不動産会社勤務の経験を生かして不動産会社の経営コンサルを行う。 地道に買い増しや売却益を活用し、現在17戸年間家賃収入1,010万円(ほぼ不労所得)。1,010万円を元手に投資信託や株を購入し、さらなる資産拡大に挑戦中。

ブログを始めて累計相談数が1,500名超えしました。物件を見極めるにはどうしたらいいか、どんな業者がいいのか、サラリーマンが不労所得を作る上で最短の道筋など、知りたい方はLINEで相談に乗ってます。

相談料などは頂いておりません。自己承認欲求と自己研鑽のためです。お気軽に。

ファンタステクノロジー(FANTAS technology)株式会社とは

引用:ファンタステクノロジー株式会社

ファンタステクノロジー(FANTAS technology)の会社概要

2010年2月設立。これまで2度社名変更しています。直近の名前は株式会社Fan’sでした。2018年に現在の社名「FANTAS technology」となっています。以前の社名で検索したら電話番号の口コミサイトがヒットしました。現在はセミナー参加者や問い合わせがあった見込み客への反響営業を中心にしたスタイルへと変更しています。

まーくん
まーくん
今は電話営業はしていないようですね。

効率的な事業展開を行うことで、急成長を遂げています。社長の國師氏はITで業務の効率化を図ろうと、AIによる自動査定サービスを行うなど、古い不動産業界の慣習にとらわれない新しい挑戦に積極的な人物としても知られています。会社概要は以下です。

ファンタステクノロジー株式会社の会社概要
社名FANTAS technology 株式会社 / ファンタステクノロジー株式会社
資本金1億円
売上180億円
設立2010年2月22日
事業内容・オンライン資産形成プラットフォーム事業
・資産形成のマーケティングおよびコンサルティング
代表取締役國師 康平
免許宅地建物取引業免許
東京都知事(1)第107394号
マンション管理業者免許
国土交通大臣(2)第034294号
賃貸住宅管理業者免許
国土交通大臣(2)第002052号
不動産特定共同事業許可番号
東京都知事 第103号
金融商品仲介業者登録番号
関東財務局長(金仲)第 1028 号
有料職業紹介事業許可証
許可番号 13-ユ-308622
加盟団体
社 団 法 人全国宅地建物取引業保証協会
東京都宅地建物取引業協会
財 団 法 人東日本不動産流通機構
住宅保証機構
一般社団法人全国空き家相談士協会
人工知能学会
不動産テック協会
全国住宅産業協会
DX不動産推進協会
OSAKAゼロカーボンファウンデーション
HPhttps://fantas-tech.co.jp/

ファンタステクノロジー(FANTAS technology) 株式会社の事業内容

  • マネカツ 』という女性向け不動産投資セミナー
  • Fantas Study(ファンタススタディ)』というセミナーを開催
  • 一口1万円から始める不動産ファンディング『ファンタスファンディング
  • AIによる自動査定サービス「FANTAS check
  • 空き家を自社で仕入れ、リフォーム・リノベーションし運用する「FANTAS repro

など、様々なサービスを展開しています。

ファンタステクノロジーの主宰するマネカツやFantas studyとは?

引用:ファンタステクノロジー株式会社

マネカツとはファンタステクノロジーの主宰する資産運用セミナーのことです。

『マネカツ 』という女性ターゲットの不動産セミナーを開催

ファンタステクノロジーといえば、マネカツ 』『Fantas studyという資産運用セミナーが有名です。

最近は『クレイジーマネーセミナー』という不動産セミナーが非常に人気となっていて、こういった『お金のセミナー』は時流をうまく掴んでいるサービスと言えます

不動産会社が主宰しているセミナーである以上、『マネカツ 』『Fantas study』もそういったお金のセミナーと同様で、人生における資産運用の重要性を説き、最後に資産運用ということで何かしらの金融商品や不動産投資に落としこむスタイルのセミナーだと思います。また参加費は無料ですから、何かしらのバックエンド商品があるでしょう。

バックエンド商品とは
セミナーの最後に紹介される商品。不動産投資や投資塾、保険などでよく使われる販売手法。

ただ口コミを見る限り勧誘はぜんぜん強くないみたいなので、勉強する上で参加は全然ありだと思います。

こういったセミナーは確かに普段考えない『お金のこと』を考える上で非常に有意義な情報を教えてくれます。しかし一方で、どんなにセミナーが納得のいく勉強になるものだったとしても、バックエンド商品とは分けて考えるべきだと考えています。

そもそもセミナーというのはその場の熱気や高揚感で判断力が鈍ることがあるので、一度冷静になる必要があります。また、たとえ講師が『お金のプロ』の話だったとしても、プロによっても意見は異なります。複数のプロの意見を聞いて自分の資産形成の方向性を考えた方がより確実な判断ができるのではないでしょうか。

マネカツのページでは資産形成の例として、

  • 不動産投資
  • 外貨預金
  • 確定拠出年金
  • 生命保険
  • 個人年金保険
  • 信用取引等

が挙げられています。

ファンタステクノロジーは不動産会社ですから、おそらくセミナーでは不動産投資をオススメされると想定されます。しかし、仮にセミナーを受講して不動産投資に魅力を感じたとしても一度冷静になる必要があります。

その理由は、不動産投資で一番重要なことは『物件の見極め』だからです。立地や築年数、物件価格、購入後の賃貸管理まで、検討ポイントは多岐に渡ります。それを十分に考慮、他物件との比較をせず、セミナー講師の言われるがままに不動産投資を始めてしまうと、取り返しのつかないことになるケースがあります。

これは資産形成に限ったことではないですが、どんな商品でも『比較』をして、相場を知り、自ら判断することが重要ではないでしょうか。セミナーの話はあくまで一つの意見として、過大評価も過小評価もせず、冷静な判断が重要だと思います。

ちなみに不動産投資では失敗すると自己破産になってしまう人もいます。くれぐれもご注意ください。

株や投資信託、個人年金についても同様に、自ら判断する必要があるでしょう。

セミナー販売は完成されたビジネスモデル

セミナーというのは、不動産投資や高額塾のような商材を販売する上で、完成されたビジネスモデルと言えます。

セミナーでは講師がすごい人に見えてしまい、そのまま講師のいう通りに行動してしまう、ということがよく起こります。

こういうのを先生ポジションをとるとか、マウントをとる、といって、最初のセミナーで権威性をつけることで、お客様を思うように誘導できてしまうのです。

しかしその先生が勧めてくる『行動』が必ずしも『自分にとって有益』である保証はありません。

セミナーに参加直後のあなたは興奮状態ですから、一度冷静になることを忘れずに。

マネカツの開催頻度は?

サイトを見る限り、マネカツは毎日1回開催されているようです。

頻度としてはとても高頻度な印象ですね。時間的にリモートワークの合間に気軽に参加できるようになっていますね。

不動産投資はさほど節税にならない

最近の不動産投資セミナーでは”節税“を売りにする不動産会社が非常に多いです。

特に高年収層では所得税も累進課税で上がっていきますし、かつ税金を減らす手法もないので、税金は悩みの種でしょう。

ただ、結論からいうと不動産投資はさほど大きな節税にならないことが多いです。月々数千円とかですかね。(もちろん場合にもよりますが。)むしろ増税になるケースもあります。

初年度だけは諸費用の支払いなどがあるため平均して20~30万円ほどの節税になるかも知れませんが、2年目以降は税金の影響は微々たるものと考えるのが妥当でしょう。

ワンルームマンション投資の節税効果が限定的な理由

そもそも税金とは利益にかかるもの。利益に対して決まったパーセンテージのお金を納めなさい、というのが税金です。つまり税金を減らすには売り上げを下げるか、経費を増やすしかありません。

そこで不動産会社の節税ロジックは、不動産投資で経費を増やしましょう、という内容です。

不動産投資で計上できる経費は、

  • 減価償却費
  • 利息

の主に二つです。毎月の返済額をそのまま経費計上できるわけではないので注意が必要です。

減価償却費は、耐用年数の間一定の金額を計上できます。ちなみに耐用年数の計算方法は下記です。

耐用年数=法定耐用年数47年-(築年数×0.8)
しかし、利息は年々経費計上できる金額が減っていきます。

その理由は不動産投資では一般的に元利均等返済という返済方式を用いているからです。

元利均等返済では、35年間一定の金額の返済をしながら、その内訳が変わっていく返済方式です。上図のように、初年度では利息分が大部分を占め、物件の元金は少なめです。その後、年を追うごとにその割合が逆転していきます。

返済における利息部分減ってくると、家賃収入の方が計上できる経費を上回ってしまって利益がでる、増税になるケースもあります。

初年度こそ諸費用によって、まとまった節税にはなりますが、2年目以降は大きな節税にはなりませんし、長期的に見ると増税のリスクもあるということです。

不動産投資には空室リスクがあるため、そのリスクを抱えながら節税目的で不動産投資をするのは、リスクとリターンのバランスが合っていないと田中は考えます。

やはり、一定期間保有してからの売却益を狙える物件を吟味して購入したいものですね。

節税目的の不動産投資は、リスクとリターンのバランスが微妙

ファンタステクノロジー(FANTAS technology) 株式会社のサービスや物件の特徴

1万円から投資できるFANTAS funding(ファンタスファンディング)

ファンタステクノロジーには、オンライン上で出資者を募って資金を集め、一戸を共同で運用する不動産クラウドファンディング事業があります。不動産投資でありながら、一口一万円から投資ができるのが大きな特徴です。

一口一万円、100日から1年という短い運用期間なので、初心者向きと言えるかもしれません。ただし、解約は原則できないこと、一戸の募集金額は大きくないことからすぐに売り切れてしまう事もあります。

短期で高利回りが見込めるので、興味がある方はやってみることをおすすめします。

しかしこう言った一口不動産投資と借入で物件を購入する不動産投資は別で考えるようにしましょう。

スポットでクラウドファンディングで利益を出すことはポジティブですが、それはあくまでお小遣い程度。やはり時間を味方につける不動産投資とはスケールが異なります。

不動産投資は返済額と残債の差が利益を産む投資商材です。
そこに融資、家賃収入というレバレッジが効くからこそ、5~10年で数百万円という利益が出せます。
売却時期や出口戦略がファンドの方針に従わなければならないこと、
レバレッジが効かないことを考えると、
こういった一口不動産投資は株や投資信託のような商品と似ていると考えています。

元本の安全性を高める仕組み

投資家から集めた出資金と、ファンタステクノロジーが出資する出資金を合わせて物件を取得。そこで得られた利益を、出資者に分配する仕組みを取り入れています。損失が出た場合でも20%までの下落であれば、ファンタステクノロジーが損失を負担してくれる仕組みです。

もちろん、元本保証ではないですが、不動産クラウドファンディングは株などと違って元本が0になる確率は低いと思うので(実際に物件というモノがあるので)、比較的安全な投資先だと思います。物件が短期で20%以上値下がるというのも正直考えにくいですしね。

他にこういった取組をされてる不動産屋さんは限られていますから、魅力的に映る人もおられるでしょう。

興味があればやってみるのもありですね。

人工知能による自動査定サービス

他にもグループ企業の「FANTAS check」では、ワンルームマンションの自動査定サービスを行っています。AI(人工知能)によって物件を査定、オーナーから直接買い取るシステムを導入しています。

こうしたAIの活用は今後伸びていく分野だと言われていて、非常に先進的な取組と言えますね。

しかし、もしあなたが不動産物件を持っていたとして、AIによる査定がでたからその価格で売却しよう、とはならないと思います。アイミツをとるでしょうし、そもそも安く物件を仕入れたい企業側が作ってるシステムを鵜呑みにする投資家っているのかな?とも思います。発想は非常に面白いと思いますが、利害関係のある立場のある投資家に対してどのようにアピールしていくのかが、気になりました。

空き家の再生事業

空き家問題は社会問題の一つと言われます。グループ企業「FANTAS repro」では、空き家となっている住宅を引き取り、機能回復修繕、リフォーム、リノベーションにより再び使用できるように再建し、運用を行っています。予定配分率は8%を中心として半年前後の運用期間としています。

これからリモートワークが盛んになってくれば空き家活用は今後どんどん伸びていくかもしれませんね。
今後期待できそうです。

空き家再生事業は、社会的にも必要な事業ですから、是非頑張って欲しいと考えています。

ファンタステクノロジー(FANTAS technology)株式会社の口コミや評判はどう?

株式会社ファンタステクノロジー(FANTAS technology) の良い口コミ・評判

  • 1万円から投資できる
  • 元本の減少が軽減される仕組み
  • 女性専用のセミナーがある

1万円から投資できる、元本の減少が軽減される、というのはファンタスファンディングのことでしょう。これは実質証券への投資と変わりませんから、不動産投資とは別で考えてください。

肝心の不動産投資は、女性専用セミナー『マネカツ 』のことですが、セミナーはあくまでセミナー、不動産投資をするときは複数の会社の物件をみて、良い物件に投資しましょう

株式会社ファンタステクノロジー(FANTAS technology) の悪い口コミ・評判

  • ファンドはすぐに売り切れてしまう

競争率が高いことや、低資金での投資だとリターンも少なくなることを考えると、特に不動産投資初心者であれば、あまりお勧めはできません。判断する時間が短いですからね。

また、何度もいいますが、ファンタスファンディングと不動産投資は性質が全く違うものです。

ファンタスファンディングを始めるときは他の証券などの投資商品と、

不動産投資を始めるときは他の不動産会社の物件を見比べるようにしましょう。

ファンタステクノロジー(FANTAS technology)株式会社のまとめ

引用:ファンタスファンディング

様々なサービスを展開されてるファンタステクノロジー。

不動産クラウドファンディングやAIによる査定サービス、空き家関連事業など、今後が楽しみな会社の一つですね。

特にファンタスファンディングは時流を掴んだ面白いサービスです。興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。

ファンタステクノロジー(FANTAS technology)株式会社の物件を検討・所有している人へ

・物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
・物件の家賃は本当に適正なのか?
・提案された物件よりも優良な物件はないのか?
・今提案されている価格より高値で売却したい!
・解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
・自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
・人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!

などなど、ワンルームや不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!

田中(現在17戸年間家賃収入1,010万円)の詳細な物件情報や投資実績(売却実績)はコチラ