日本は世界で一番住宅ローン金利が低い!世界で一番お得にお金を借りられる国、日本!

2025年現在、世界各国で住宅ローン金利が軒並み上昇している中、日本だけが異常なまでに低金利を維持しています。

「金利のある世界」という言葉で表現される様に、日銀はマイナス金利をやめて定期的な利上げを行なっています。記事確認時点では、アメリカの関税の影響で据え置きではあるものの、今後金利を引き上げていく方針であることは間違いありません。

しかし、そんな金利が上昇中のいまの日本でさえ、住宅ローン(不動産投資ローン)は世界で一番金利が安いのです。

これは日本人にとって大きなチャンスであり、住宅購入の最適なタイミングが”今”であることは間違いありません。本記事では、世界の住宅ローン金利と比較しながら、日本の金利が極端に低い理由や今後の動向、そして日本人が不動産を購入すべき理由を解説します。

元不動産屋・現役サラリーマン投資家 田中

サラリーマン大家。新卒で中堅不動産投資会社に就職。 お客様第一ではない不動産会社のあり方に疑問を感じ、メーカーの営業職に転職。現在はコンサル会社に転職し不動産会社勤務の経験を生かして不動産会社の経営コンサルを行う。 地道に買い増しや売却益を活用し、現在17戸年間家賃収入1,010万円(ほぼ不労所得)。1,010万円を元手に投資信託や株を購入し、さらなる資産拡大に挑戦中。

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世界の住宅ローン金利ランキング

住宅ローン金利は国によって大きく異なり、2025年時点での各国の金利は以下のようになっています:

  • ドミニカ共和国:約12.4%
  • ハンガリー:約10.8%
  • ポーランド:約7.9%
  • アメリカ:約6.9%
  • イギリス:約6.5%
  • スイス:約2.1%
  • 日本:約0.3〜0.5%

上記は代表的な国の住宅ローンを記載しましたが、比較可能な国40カ国で比較しても日本が一番金利が低いのが現実です。

日本は桁違いに住宅ローンが低い

変動金利型であれば、ネット銀行などで0.3%台の住宅ローンが提示されており、固定金利でも1%前後にとどまるケースが一般的です。世界中がインフレ対策として利上げを進めている中、日本の住宅ローン金利は突出して低く、これは日本国内で不動産を購入する最大のアドバンテージとなっています。

日本の住宅ローンが低い理由

バブル崩壊以降の低成長

1990年代のバブル崩壊以降、日本経済は長期的に低成長に悩まされてきました。景気を刺激するため、政府と日銀は長期間にわたり低金利政策を維持してきました。

アベノミクスによるマイナス金利政策

2016年から始まったマイナス金利政策により、銀行は日銀にお金を預けると逆に金利を取られる状況に。これが市中金利、ひいては住宅ローン金利を異常なまでに押し下げました。

長期間のデフレ

日本は長らくデフレ環境にあり、物価がほとんど上昇しませんでした。インフレが抑えられている環境では、住宅ローン金利も抑制され続ける傾向にあります。

日本の住宅ローン金利の今後の予測

今後は上がっていくことが予想される

日本銀行は2024年から金利正常化に向けた動きを始めており、超低金利時代の終焉が近づいています。記事執筆時点の2025年5月現在、米国の関税政策の影響を見極めるため、利上げは一時的に猶予期間を設けているが、基本的には利上げ基調は変わらず。

2025年のインフレ率はG7で最も高くなる見込み

一部の予測では、日本のインフレ率がG7諸国の中で最も高くなるという見方も出ており、これは金利上昇の大きな要因となります。

実際、日本の直近のインフレ率はG7で最大。

大手企業の賃金アップが顕著

トヨタやNTTなどの大企業が大幅な賃上げを実施しており、インフレ圧力が国内にも広がり始めています。

こうした背景から、金利は上がっていく見込み

これらの要因を総合的に見ると、今後の住宅ローン金利は徐々に上昇する可能性が高く、”今”が最も有利な借入タイミングだといえます。

変動金利の場合、利上げに伴って返済中に金利が上昇していきます。しかし、住宅ローンには、5年ルールと125%ルールがあるため、毎月の返済が急に苦しくなるという心配はありません。

5年ルール変動金利型の住宅ローンでは、毎月の返済額(元本+利息)は5年間変わらないというルール。
たとえ金利が上がっても、返済額は5年間据え置きになる。125%ルール
5年後に返済額が見直される際、新しい返済額は「以前の125%(1.25倍)」までしか増えないというルール。急激な返済負担増加を防ぐための制限。

日本では住宅ローンに限らず、あらゆる金利が低い

もちろん住宅ローンが低い理由からわかる様に、日本ではあらゆる資金調達が低金利で行えます。不動産投資ローンはその一つです。

不動産投資用のローンも、世界と比較すればこちらも世界最低水準です。

世界的に注目される都市にローンで投資ができるのは日本人の特権

東京、大阪、福岡など、日本の主要都市はインフラの整備や治安の良さから、海外資本が注目する都市圏となっています。

そうした世界的に見ても価値の高い都市に、世界最低水準の金利でお金を借りて投資ができるのは、日本人の特権と言えるでしょう。

まとめ

日本は2025年現在、世界で最も金利が低い国の一つです。それに加え、東京などの主要都市は世界的にも人気が高く、海外投資家の資金も集まりつつあります。そうした都市の不動産に、極めて低い金利で投資ができるという状況は、日本人にとって非常に大きなチャンスです。

これほどまでに有利な条件がそろっている今、不動産購入を真剣に検討すべきタイミングと言えるでしょう。

まーくん
まーくん
今後金利上がっていく方針は明確です。動くなら早い方が良いでしょう。

田中(現在17戸年間家賃収入1,010万円)の詳細な物件情報や投資実績(売却実績)はコチラ