この記事ではIT技術を利用して不動産投資情報をリアルタイムに提供する「株式会社インベストオンライン」について見ていきたいと思います。
不動産投資専門の情報サイト「INVEST ONLINE」を運営していることでも知られる一方、2019年11月には親会社が買収されアエリアグループの一員となった株式会社インベストオンライン。
物件購入を検討する人にとっては、どんな会社なのか、不動産投資物件としてどうなのかは、気になるところだと思います。
これまでの利用者の評判、口コミなどを交えて、株式会社インベストオンラインとはどんな会社なのか、どんな物件を扱っているのかを見ていきます。物件を検討中の方は参考にしてみてください。
株式会社インベストオンラインとは?
株式会社インベストオンラインは、不動産投資を学ぶための情報サイト「INVEST ONLINE」を運営しています。不動産投資家や、これから不動産投資を始めようと考える人たちから人気を集めています。
また、投資の9割が決まると言われる好立地の土地に、新築物件を建てることでしっかり「収益」を生むということにこだわっている会社です。高い利回りを実現した都市型アパートブランド「GRANQUAL グランクオール」シリーズを展開しています。
会社概要
株式会社インベストオンラインは2000年6月に設立。社長の箕作氏はIT企業を経営しながら自ら投資家を志し、土地探しから始め賃貸併用住宅を都内に新築。その後、土地から探す「新築一棟投資」の提案で事業展開を広げてきました。2019年までに300棟以上の新築物件をサポート。書籍「土地探しから始める不動産」も執筆しています。
2018年4月には「INVEST ONLINE」のサービスを開始。同時に「株式会社インベストオンライン」に社名変更しています。2019年11月には親会社が株式会社TATERUから株式会社アエリアへと譲渡されています。
会社概要は以下です。
社名(商号) | 株式会社インベストオンライン |
会社所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-7 KDX新宿ビル2F |
役 員 | 代表取締役会長 箕作大 代表取締役社長 木村彰吾 取締役 浅野徹哉 取締役 小林祐介 取締役 志水隆之 監査役 中野鍾 |
設 立 | 平成12年6月 |
資本金 | 2億2700万円 |
従業員数 | 22名(2022/9/1時点) |
事業内容 | 不動産の売買、交換 賃貸借及び管理並びにこれらの代理 媒介及びコンサルティング インターネットを利用した各種情報サービス業 インターネットサイトの企画・運営・管理 |
取扱い物件 | 新築一棟アパート、新築一棟マンション |
免 許 | 宅地建物取引業者免許 東京都知事(3)第93178号 一級建築士事務所登録 東京都知事登録 第60305号 賃貸住宅管理業者登録制度登録番号 国土交通大臣(02)第000651号 住宅宿泊管理業登録 国土交通大臣(01)第F01883号 プライバシーマーク 第17002494(05)号 |
加盟団体 | 公益社団法人全日本不動産協会 公益社団法人不動産保証協会 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会加盟事業者 |
株式会社インベストオンラインの事業内容
不動産投資を学ぶための情報サイト「INVEST ONLINE」を運営しています。税理士や行政書士によるコラムや、一棟アパートの収支を公開、税金・賃貸トラブルにおけるQ&Aも掲載しています。
「新築一棟投資法」と称する新築アパート運営による、安定したキャッシュフローと資産運用の提案も行っています。セミナー開催も積極的に行い、個別相談も受け付けています。
また、ミニホテル事業も始めており、問題となっている季節による需要の減少に対応できる方法にも取り組んでいるようです。
株式会社インベストオンラインのサービスや物件の特徴
不動産情報サイト「INVEST ONLINE」の運営
2018年4月より不動産投資家のための情報サイト「INVEST ONLINE」の運営をスタート。最新のニュースから、不動産投資におけるQ&A、オーナーの収支を公開するなど様々なコンテンツが配信されています。
自社ブランドシリーズの展開
自社アパートシリーズ「GRANQUAL」は高利回り、高稼働率を実現。ただし、好立地の土地・新築一棟アパートとなるため、初期投資にはかなりのお金がかかります。初心者には手を出しにくい物件です。
セミナー開催や個別相談では、こうした自社ブランドシリーズの勧誘も行われるため、押しに弱い人は気構えて参加することをお勧めいたします。
民泊・ミニホテル事業
インベストオンラインでは、通常の賃貸住宅より収益性が高い民泊、ミニホテル事業を推奨しています。ただし、季節やイベントなどによる需要の変動があるため、安定した収益が見込めるかどうかは個人的には不安が残ります。コロナのこともありますしね。
「収益を維持できる方法をとる」とホームページ上で謳ってはいるものの、やはり世の中何が起こるかわかりません。
ホテルや民泊がコロナでダメージを受ける中、居住用の不動産では相対的にそこまで大きなダメージはありません。ハイリスクハイリターンかローリスクローリターン、どちらの投資がしたいか、今一度自問すると答えが出ると思います。
新築一棟投資法と称するアパート運営
インベストオンラインでは、東京圏の厳選された好立地に新築物件を建てる「新築一棟投資法」を提案しています。新築一棟投資法では、購入から10年は安定した家賃収入を得ることができ、10年後には物件を売却することで売却益を得られる手法である、と売り出しています。
新築一棟投資法で購入することになる賃貸併用住宅は確かにまだまだ数が少なく、需要の高い物件であると言えます。インカム・ゲインとキャピタル・ゲインの両方を狙える手法だと謳っていますね。
とはいえ不動産投資は賃貸経営事業ですから、事業が100%うまくいくという保証はありません。
自分の目で確かめ、シミュレーションを作成し、行けると思ったらGOしましょう。
また家賃保証(サブリース契約)には注意が必要です。
オーナーに不利な契約になっているケースがほとんどのため、安易に契約せずに確認しましょう。
サブリースは田中個人としてはお勧めしません。
詳しくはこちらの記事に書いています。
区分不動産投資にサブリースはトラブルだらけ!サブリース契約が必要ない理由を徹底検証!
株式会社インベストオンラインの口コミや評判はどう?
株式会社インベストオンラインの良い口コミや・評判
- 不動産投資のための情報が多い
- セクハラ対策もしっかりしていて女性も働きやすい環境
- 1件当たりの歩合が大きい
営業マンは1件当たりの歩合が大きようですが、これは裏を返せば「物件価格に会社の利益がしっかり乗っている」とも受け取れます。区分マンション販売とは違い、新築一棟アパートとなるとインセンティブも大きくなるのでしょう。
ただし、親会社が度々変わることで融資の条件が変わらないのかな?と若干きになります。銀行からの融資がつかなければ不動産投資を始めるのは難しくなります。
株式会社インベストオンラインのまとめ
株式会社インベストオンラインは、子会社化されたことや、度々親会社が変わることについて、若干不安が残る印象があります。不動産投資は、購入後も安心して任せられる会社から購入することはとても重要です。
不動産会社の選別を間違えると、将来の備えのために始めた不動産投資が、今の生活を脅かすことにもなりかねません。インベストオンラインが提案していている一棟物件は、区分マンション投資とは違い銀行から借りるお金も大きくなります。本当に慎重に判断することをお勧めします。
複数の不動産会社から提案を受けてみて、自分がどういった投資をしたいのか、という点についても考えるようにしましょう。一歩踏み出したら後戻りできない投資ですから、慎重すぎるくらいがちょうど良いと思います。
株式会社インベストオンラインの物件を検討・所有している人へ
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不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!