「不動産投資を始めたいけど、煩雑な手続きや面談が面倒」
「自己資金に自信がないけど、不動産投資は気になる」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不動産投資を行うにあたって、対面での複数回の面談や、煩雑かつ多くの紙面書類でのやりとりなど、多忙な顧客にとって面倒に感じる場面は数多くあります。
ミガロホールディングス株式会社は、不便が多い不動産業界において、DX化を進めることで、より不動産投資を行いやすい仕組みづくりをしている会社です。
多数のグループ会社と連携しながら、完全オンラインで不動産投資ができる不動産投資型クラウドファンディング事業や、顔認証マンションの導入など、不動産業界にデジタルイノベーションを生み出しているミガロホールディングス株式会社。
グループ会社の開発したシステムは、グループ内で不動産会社の実務を担う「プロパティエージェント株式会社」が取り扱う物件に導入されています。
この記事では、ミガロホールディングス株式会社がグループとしてどのような物件を持っていて、どのような特徴があるのか、口コミを含めて詳しく解説します。不動産投資を検討している方や、不動産会社を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。
ミガロホールディングス株式会社とは?
ミガロホールディングス株式会社は、紙面・対面での業務フローが中心である不動産業界において、電子化やオンライン化を導入するとともに、不動産販売事業及び不動産管理(賃貸管理・建物管理)事業の生産性を高めるためのDX化を行っている会社です。
「デジタルとリアルの融合で新たな価値を創造し、社会の課題解決に貢献する」という企業理念を掲げ、デジタルの力を活用した価値創造を目指しているとのこと。
ビジョンには、「イノベーションを起こし続けるビジョナリーカンパニー」を掲げ、複数のグループ会社と連携しながら、DXを基盤として、従来の枠組みを超えてデジタル化を推進。既存事業の深化と新規事業の創出をしています。
会社概要
ミガロホールディングス株式会社は、東京都新宿区に拠点を置く上場会社です。
前身である「プロパティエージェント株式会社」では、創業から20年以上にわたり、収益用不動産の販売・開発を手掛けていました。不動産事業に携わるなかで、紙面・対面中心の業務に不便を感じ、不動産事業のデジタル化やオンライン化への革新をするべく、2023年にミガロホールディングス株式会社を設立したようです。
完全オンラインで不動産投資ができる不動産投資型クラウドファンディング事業や、顔認証マンションの導入など、不動産業界にデジタルイノベーションを生み出しています。
そんな「ミガロホールディングス株式会社」の会社概要は、以下のとおり。
商号 | ミガロホールディングス株式会社 MIGALO HOLDINGS Inc. |
所在地 | 東京都新宿区西新宿六丁目5番1号 新宿アイランドタワー41階 |
設立 | 2023年10月2日 |
資本金 | 73百万円 |
上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 証券コード5535 |
決算期 | 3月 |
代表者 | 代表取締役社長 中西 聖 |
ホームページ | https://www.migalo.co.jp/ |
事業内容 | グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務 |
グループ会社 | 株式会社AKIコマース 株式会社アソシア・プロパティ アヴァント株式会社 株式会社オムニサイエンス 株式会社CloudTechPlus 株式会社シービーラボ DXYZ株式会社 ドレスコード株式会社 バーナーズ株式会社 プロパティエージェント株式会社 株式会社リゾルバ (50音順) |
監査法人 | EY新日本有限責任監査法人 |
ミガロホールディングス株式会社およびグループ会社の事業内容
ミガロホールディングス株式会社は、主に不動産業界のDX化に関する事業を行っています。
顔認証プラットフォームの活用を軸とした「新規事業の創出」や、不動産事業のDX改革やクラウドインテグレーションを実現する「既存事業の深化」、それらを支える「DX実務能力の向上」、この3つを柱として事業を展開。
事業の展開にあたっては、グループ会社それぞれに役割を持たせており、それぞれのグループ会社の主な役割は、以下のとおりです。
DX不動産事業 | 株式会社AKIコマース | マンション管理 サブリース事業 |
株式会社アソシア・プロパティ | 賃貸管理業 仲介・斡旋事業 物件買取再販事業 | |
プロパティエージェント株式会社 | DX不動産事業 -不動産クラウドファンディング事業 -不動産開発販売事業 -プロパティマネジメント事業(賃貸管理サービス、建物管理サービス) DX推進事業 -顔認証プラットフォーム事業 -システム受託開発事業 -クラウドインテグレーション事業 | |
システム開発クラウドインテグレーション | アヴァント株式会社 | システムコンサルティング サービス企画・提供 システム開発 |
株式会社オムニサイエンス | 金融、医療業界等を中心に、エンタープライズ向けのシステム開発事業を展開 | |
株式会社CloudTechPlus | クラウドインテグレーション事業(Salesforce導入・クラウド連携サービス) | |
株式会社シービーラボ | システム開発 プロジェクトマネージメント ITコンサルティング | |
ドレスコード株式会社 | 顧客企業のクラウド導入・活用定着支援およびDX推進支援 | |
バーナーズ株式会社 | Salesforce導入支援コンサルティングサービス BtoB向けマーケティングオートメーション構築支援サービス | |
株式会社リゾルバ | アドバイザリ事業 トレーニング/イネーブルメント事業 プロダクト事業 カウンセリング事業 エコシステムデザイン事業 | |
スマートシティ顔認証事業 | DXYZ株式会社 | 顔認証プラットフォームサービス「FreeiD(フリード)」を中心としたDX関連事業を展開 |
ミガロホールディングス株式会社のサービスや物件の特徴
ミガロホールディングス株式会社のサービスやグループ会社である「プロパティエージェント株式会社」が扱う物件の特徴は、以下の5つです。
- ALL顔認証マンション
- 自社マンションブランド「クレイシア」シリーズ
- AIを用いた間取り検索、間取図自動生成システム
- 不動産投資型のクラウドファンディング「Rimple」
- 賃貸管理までワンストップサポート
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ALL顔認証マンション
ミガロホールディングス株式会社は、グループ会社「DXYZ株式会社」や「アヴァント株式会社」と連携しながら、ALL顔認証システム- Free ID -を導入したマンションの開発・提供をしています。
「ALL顔認証マンション」では、マンションに設置されている顔認証端末に顔をかざすだけで、エントランスの入場やメールBOX・宅配BOXの解除、エレベータの呼び出し、各戸への入室が可能とのこと。
鍵貸し機能「One Time」を用いれば、同居人以外にも鍵を貸し出すことが可能であり、突発的な予定変更や体調不良時などにも、安心・安全にクラウドで鍵の受け渡しができる、ともアピールしています。
2024年現在、東京23区を中心に、グループ内マンションブランド「クレイシアシリーズ」などを含む27物件で、ALL顔認証システムの導入実績があるようです。
自社マンションブランド「クレイシア」シリーズ
ミガロホールディングス株式会社のグループ会社「プロパティエージェント株式会社」では、自社マンションブランドとして「クレイシアシリーズ」の開発・販売をしています。
クレイシアシリーズは、東京都心部を中心とした一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)において、1LDK〜2LDKの間取りで展開しています。駅から徒歩15分圏内の「立地」や、顔認証セキュリティやLD床暖房などの「最新設備」など、こだわりのつまった自社マンションブランドであるとのこと。
また、立地×収益性×価格の3軸からとらえたデータをもとに、将来変化を定義した稼働率を含めた独自の指標で適正価格を算出しているようです。
50項目の独自スコアリングによるチェックをクリアした用地を仕入れるなど、確かなクオリティを約束する、とも公言しており、クオリティの高さを自負しているのが伺えます。
ただし、好立地かつ最新設備の導入をしているため、購入価格は高額になる可能性も否定できません。新築プレミアムの恩恵を受けられるのは初回入居者の獲得時のみなので、価格下落も考慮しながら、長期的な収支シミュレーションを行うようにしてくださいね。
AIを用いた間取り検索、間取図自動生成システム
ミガロホールディングス株式会社のグループ会社である「アヴァント株式会社」は、AIを用いた間取図をもとにした検索システムを開発。システムを搭載したサービス「間取サーチAI」は別の不動産会社が運営していますが、システムの特許は不動産会社との共同名義で持っています。
間取サーチAIでは、ユーザーが感覚的に作成した間取図をもとに、類似度が高い売り出し中の物件をマッチングすることが可能なようです。
エリアや価格帯も併せて検索できるようなので、ニーズに合った物件を見つけやすいかもしれませんね。
また、「間取図自動生成システム」では、設計図面(平面図)をもとに、間取図生成に必要な壁、窓、ドア等の建具、LDKや洋室、和室等の部屋の種類、キッチン、バス、トイレ等の設備に至るさまざまな要素をAI画像解析技術を用いて抽出。
学習を繰り返すことで、精度の高い間取図を作成できるようになるため、不動産業界のDX化の一役を担いそうですね。
不動産投資型のクラウドファンディング「Rimple」
ミガロホールディングス株式会社のグループ会社である「プロパティエージェント株式会社」では、DX技術を活用しながら、不動産投資型のクラウドファンディングサービス「Rimple(リンプル)」の運営をしています。
不動産投資エキスパートをうたうプロパティエージェント株式会社は、Rimpleでは、安全性、信頼性に優れた優良投資案件を厳選して紹介している、とアピール。
他社のポイント(セゾン、ハピタス、モッピーなどのポイント)をリアルエステートコイン(Rimple内で使用できるコイン)に変換して出資することができたり、1口1万円から出資可能であったりと、手軽に不動産投資を始められる仕組みとなっているようです。
また、Rimpleは顧客が安心できるよう、「優先劣後方式」を採用しています。
顧客の出資額を全体の70%までの「優先出資」とし、残りの30%をプロパティエージェント株式会社による「劣後出資」とすることで、万が一運用による損失が発生した場合でも損失が30%以内であれば、顧客の元本は守られる仕組みです。
賃貸管理までワンストップ
ミガロホールディングス株式会社では、グループ会社「株式会社AKIコマース」「株式会社アソシア・プロパティ」と連携することで、賃貸管理業、サブリース業及び買取再販事業を提供しています。
グループ会社である「プロパティエージェント株式会社」で販売した後も、グループ内で一貫してサービスを提供し続けられるようにしています。
入居管理や設備故障等のサポートに加え、物件運用の再プランニングや、売却の相談、税理士とマンツーマンで受講できる無料の確定申告相談会の開催など、運用を徹底的にサポート。
「入居率を高い水準に維持すること」が最重要課題であるとの考えのもと、 仲介業者への紹介営業を強化するなど、入居者募集に力を入れているようです。
また、安定した家賃収入のサポートをするべく、家賃保証会社への加入を必須とするなど、滞納率の低減を図っているとのこと。
上記の取り組みにより、2024年2月時点の入居率99.81%、滞納率0.19%の実績を出しており、首都圏の平均入居率・滞納率よりも高水準を維持している、とアピールしています。
「集金代行サービス」「家賃保証サービス」の2つの賃貸管理サービスを提供しているようですが、「家賃保証サービス」いわゆるサブリースには要注意。
空室時でも家賃が保証されるため一見魅力的に思えるかもしれませんが、出口戦略や運用に支障をきたすなどトラブルが相次いでいるため、おすすめしません。
トラブルが頻発していることから、消費者庁からも注意喚起が行われています。
サブリースを利用する際の注意点は、以下のとおり。
- 家賃保証は100%ではない
- 賃料が減額になる場合がある
- 契約期間中に契約が解約される可能性がある
- 不正が行われていてもわかりにくい
- 入居者情報がわからない
- 解約したくてもできない可能性がある
- サブリース業者が契約途中で破綻する可能性がある
解約できないまま売却するとなると、評価額が下がってしまい、想定していた売却益を得られないおそれがあります。目先の甘い言葉に飛びつかず、不動産投資トータルの戦略を描きましょう。
サブリースに関する注意点や契約時に確認すべきポイントなど詳細が知りたい、すでに契約してしまっている、などがありましたら、お気軽に田中のLINEにご連絡ください。
元不動産営業マン・現役不動産投資家として、なにかお役にたてる情報をお伝えできるかもしれません。
不動産投資クラウドファンディングは利回りが低くなるため注意が必要
ミガロホールディングス株式会社では、グループ会社「プロパティエージェント株式会社」と連携しながら、不動産投資クラウドファンディング「Rimple」の運営をしています。
「Rimple」は、複数の投資家から出資を集め、その資金をもとに不動産を購入。その不動産から得られた収益(家賃や売却益など)の一部を投資家に配当するという仕組みで運用しています。
不動産投資エキスパートのプロパティエージェントが厳選した、安全性・信頼性に優れた優良投資案件を紹介していたり、1口1万円から購入できる点や他社のポイントを活用できる手軽さがあったりする点をアピールしています。
不動産投資クラウドファンディングは、実物不動産投資よりも少額で投資を始められたり、賃貸管理などの煩わしい業務を行う必要性がなかったりというメリットがあるのも確か。
しかし、複数の投資家から集まった資金をもとに運用するため、得られた収益は当然各投資家に分配されます。また、不動産投資クラウドファンディングのアレンジャー(当記事でいうプロパティエージェント株式会社)の手残りになる分もあります。
「優先劣後方式」を採用しているため、ある程度のリスク対策はできるかもしれませんが、実物不動産投資よりも、利回りが低くなるという点は把握しておくべきでしょう。
不動産投資クラウドファンディングを検討するにあたっては、どのような物件が対象になるのか、どの程度の利回りが見込めるのかに加え、アレンジャーの信用度も含め事前に内容をしっかりと調べるよう、注意してください。
ミガロホールディングス株式会社の評判や口コミはどう?
ミガロホールディングス株式会社に関する良い評判・口コミ
現在、ミガロホールディングス株式会社に関する口コミは1件もありませんでした。
2023年設立とまだ歴史が浅いため、口コミがないのかもしれません。
不動産投資関連事業を行っている「プロパティエージェント株式会社」の口コミはいくつかあったため、以下に紹介します。
- 担当の営業の方も、話を分かりやすく説明して頂き、無理のない営業でしたので話しやすかったです。また、購入後のアフターフォローも他の会社より充実していたと思います。自分の財力などから細かく分析して頂き、自分に合った物件を紹介して頂きました。
- オーナーへ物件を売却して終わりではなく、その後の確定申告セミナー、オーナーやプロパティーエージェントさん営業担当部署と他部署の方々との交流を推進しているイベント開催など、末永くお付き合いできる環境を整えていただいているのは、素晴らしいと考えております。
- 購入してから3年ほど経過します。所有の物件のうち1件について空室が発生しましたが、最短の2週間程度で次の入居者が決まりました。今のところ賃貸管理には問題ありません。 入居者審査が保証会社を仲介しているため、一定の基準で実施しているため、入居後のトラブルなどもなく安心して集金代行をお願いできています。原状復帰も煩雑ではなく、実際に現場に行って物件の使用状況なども担当者の方と一緒に確認しています。なにかあればすぐに連絡をくれますし、迅速丁寧な対応で、安心して任せています。担当者とは定期的にやり取りをしており、確定申告の説明会やオーナー懇親会などのイベント案内も充実しています。
プロパティエージェント株式会社の口コミとしては、対応の良さと充実したアフターフォローに関するものが多く見受けられました。
上場会社(現在は上場会社の子会社)であるが故の安心感と、グループ会社と連携しながらすべてワンストップサポートできる点は、オーナーからも定評があるようです。
ミガロホールディングス株式会社のまとめ
ミガロホールディングス株式会社は、不動産販売事業及び不動産管理(賃貸管理・建物管理)事業の生産性を高めるためのDX化を行っている会社です。
グループ会社と連携しながら、完全オンラインで不動産投資ができる不動産投資型クラウドファンディング事業や、顔認証マンションの導入をするなど、不動産業界にデジタルイノベーションを生み出しています。
顔認証システムなどの最新設備を導入した、都心部の駅から15分圏内の好立地にこだわった自社マンションブランドを開発・販売したり、グループ内で賃貸管理までワンストップでサポートしたり、オーナーにとってマンション運営しやすい環境と整えています。
しかしながら、ミガロホールディングス株式会社およびそのグループ会社で物件を購入したからと言って、必ずしも利益が出るとは限りません。不動産投資は複数の情報網を使って物件購入の判断材料を集めた方が、成功の確率が上がります。
「この物件でいいのかな?」と不安に感じていたり、購入に悩んでしまっている方は、LINEでも相談に乗っていますので、お気軽にご相談ください。
ミガロホールディングス株式会社およびプロパティエージェント株式会社の物件を検討・所有している方へ
- 物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
- 物件の家賃は本当に適正なのか?
- 提案された物件よりも優良な物件はないのか?
- 今提案されている価格より高値で売却したい!
- 解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
- 自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
- 人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!
などなど、ワンルームや不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!