「不動産投資を始めたいけど、デザイナーズマンションってどうなんだろう?」
「中古物件の資産価値を上げるためにはどうすればいいかな?」
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不動産投資を行う上で「物件力」は非常に重要です。駅近であったり、周辺環境が整っていたりすることはもちろん大事ですが、その上で住みたいと思ってもらえる物件でなければ入居者はつきません。
株式会社モリモトは、モリモトグループの中核として、自社マンションの開発・分譲および収益用不動産の開発を行う不動産デベロッパーです。中でも「デザイナーズマンション」と呼ばれるデザイン性にこだわったマンションに特化した事業を行なっています。
グループ一貫となり、用地の仕入れからマンションの開発・販売、管理にいたるまでワンストップでサポートできる点が強みです。
この記事では、株式会社モリモトがどのような物件を持っていて、どのような特徴があるのか、口コミを含めて詳しく解説します。不動産投資を検討している方や、不動産会社を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。
株式会社モリモトとは?
引用:株式会社モリモト
株式会社モリモトは、モリモトグループの中核として、自社マンションの開発・分譲および収益用不動産の開発を行う不動産デベロッパーです。
株式会社モリモトでは、「唯一であることが基本」の考えのもと、「その立地でしか成立しない物件を創ること」をモットーに、デザイナーズマンションを中心としたマンションの開発・分譲・販売をしているようです。
株式会社モリモトが手がけるマンションは、累計31プロジェクトでグッドデザイン賞を受賞するなど、高いデザイン性に定評があるようです。
会社概要
株式会社モリモトは、東京都千代田区に本社を、神奈川県横浜市に支店を置く不動産会社です。
1983年の設立以降、「そこに住む人、働く人、または利用する人が誇りを持つことができる快適な住環境」を目指しながら事業を展開。
5つのグループ会社と連携しながら、土地の仕入れから、設計企画、販売、建物管理、マーケティング、リノベーションまで、不動産開発におけるすべての事業をグループ一貫となってワンストップで行なっています。
なお、2008年のリーマンショック時には事業が落ち込み民事再生となりましたが、現在は持ち直してきているようです。
そんな「株式会社モリモト」の会社概要は、以下のとおり。
商号 | 株式会社モリモト(MORIMOTO Co.,Ltd.) |
所在地 | 【本社】 〒100-6314 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング14階 【代官山オフィス】 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-4 【横浜支店】 〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通60 朝日生命横浜ビル7階 |
設立 | 1983年7月 |
代表者 | 代表取締役会長兼社長 森本浩義 |
資本金 | 100百万円 |
従業員数 | 193名(2024年4月現在) |
事業内容 | 不動産分譲事業(分譲マンション・一戸建)、不動産サービス事業、不動産仲介事業、収益不動産開発事業 |
宅地建物取引業者免許 | 国土交通大臣(5)第5998号 |
一級建築士事務所登録 | 東京都知事登録 第46284号 |
建設業許可 (特定建設業許可) | 東京都知事許可(特-3)第137812号 |
一般不動産投資顧問業登録 | 国土交通大臣登録 一般-第498号 |
加盟団体 | 一般社団法人:不動産協会会員 一般社団法人:全国住宅産業協会会員 公益社団法人:首都圏不動産公正取引協議会加盟 |
株式会社モリモトの事業内容
株式会社モリモトでは主に、東京や神奈川県を中心とした、自社マンションブランドや収益用マンションの開発・分譲を行なっています。
そのほか、リノベーション事業や仲介事業など幅広い事業を展開。
5つのグループ会社と以下の役割分担をしながら、土地の仕入れから、設計企画、販売、建物管理、マーケティング、リノベーションまで、不動産開発におけるすべての事業をワンストップで行なっています。
株式会社モリモトホールディングス |
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株式会社モリモト |
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株式会社モリモトホームズ |
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創建ホームズ株式会社 |
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株式会社モリモトクオリティ |
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株式会社モリモトのサービスや物件の特徴
引用:株式会社モリモト
株式会社モリモトのサービスや物件の特徴は、以下の5つです。
- 5つの自社マンションブランド
- 投資用不動産「IPSE(イプセ)」シリーズ
- 新たな感性を吹き込むリノベーション
- デザイン性・機能性にこだわった空間の提供
- 用地仕入れから開発・販売、賃貸管理までグループ一貫体制
それぞれ詳しく見ていきましょう。
5つの自社マンションブランド
株式会社モリモトでは、東京都内や横浜、川崎エリアを中心に、自社マンションブランドとして、5つのマンションシリーズの開発・分譲をしています。
株式会社モリモトの自社マンションは、コンセプトや仕様に合わせ以下の5つに分類しているとのこと。
DIANA GARDEN (ディアナガーデン) | Diana(月の女神)が住む宮殿。そんな意味が名前に込められた、モリモトの最上級ブランド<ディアナガーデン>。 立地、建物、空間、デザイン、すべてに気品があり、ここにしかない贅にあふれているとアピール。住まう人を上質の日々へと誘う、傑作と呼ぶにふさわしい邸宅。最上のラインアップは、モリモトの分譲マンションシリーズの集大成となっている。 |
DIANA COURT (ディアナコート) | 都心邸宅のあるべき姿とは。モリモトからのひとつの答えが<ディアナコート>というブランド。 ロケーションにこだわり、素材を厳選して、常に新しい高級を提案。成熟した大人の感性に似合った、ゆとりにあふれた上質なる住まい。モリモトが誇る空間や仕様を存分に施した逸品が、住まう人の日常を最上にしてくれる。 |
PIAS & PIAS CODE (ピアース&ピアースコード) | Personal(個性)、Intellectual(知性)、Architecture(建築)、そしてSpace(空間)。住まいに欠かすことのできない、4つのキーワードの頭文字をつないだ<ピアース>・<ピアースコード>。 独創的な発想とモダンなデザインは、美しい生き方にこだわる人たちからも支持されている。都市居住をスタイリッシュに愉しむために、このブランドが大切にしているのは自由、そしてセンス。 |
ART BLANC (アートブラン) | 都市と自然との調和を追い求めて、日常のなかに潜む美を見つめる<アートブラン>。 白い芸術を意味する名前どおり、流行に染まらず、様式にとらわれない無垢な魅力がある。人それぞれの暮らし方に、上質でアーティスティックなスタイルをもたらせる。時が経つにつれて魅力が深まっていく住まい。 |
CRESCENT (クレッセント) | Crescentとは三日月のこと。細く美しい弓のような月は、やがて満月となり豊かな輝きを見せます。満ちていく月のように、住み続けるほどに暮らし心地が高まっていく<クレッセント>。 マンションのデザイナーズブランドの先駆けとなった住まいは、卓越したデザインセンスがありながらも機能性に優れていて、他にはない快適な日々が愉しめる。 |
「都市の駅の近くに、土地の価値はある」この考えに疑問を持っているという株式会社モリモト。
東京都内、横浜、川崎エリアを中心に、城南エリア(世田谷区/品川区/目黒区/大田区)を得意エリアとして開発・分譲をしていますが、必ずしも「駅近」へのこだわりはないようです。
マンションの立地を決める際には、その土地を熟知するところから始めるそう。エリアを設定し、それぞれの地域と緻密なコミュニケーションを重ねながら、その土地にしかない魅力を生み出している、とアピールしています。
また、各シリーズで共通しているのは、デザインが洗練されていること。著名なデザイナーとタッグを組みながら、同シリーズでありながら同じものはない”唯一無二”にこだわったデザインを提供しているようです。
投資用不動産「IPSE(イプセ)」シリーズ
株式会社モリモトでは、投資用不動産としてデザイナーズ賃貸マンション「IPSE(イプセ)」シリーズの開発・販売をしています。
IPSEシリーズは、デザイナー監修のもと建てられたデザイナーズ賃貸マンション。20〜30戸、1K〜1LDKを中心とした一棟マンションで、都心部を中心に120戸を超える開発・分譲実績があります。累計10プロジェクトでグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン性の高さにも定評があるようです。
IPSEシリーズでは、株式会社モリモトが培ってきた自社マンションの開発ノウハウを活かしながら、外観だけでなく内観や快適な空間にもこだわっているとのこと。
物件により多少の仕様の差はありますが、テレビモニター付インターホンやオートロックシステム、宅配ボックス、エレベータ、床暖房、浴室換気暖房乾燥機、タンクレストイレなど、最新の設備を導入。
レジデンスとしてのプライドにあふれた住まいである、とアピールしています。
ただし、一棟物件かつデザイナーズマンションともなると、不動産投資のハードルは高めと言わざるを得ません。
不動産投資の基本は、万人受けするデザインと出口戦略。のちほど詳しくお伝えしますが、デザイナーズマンションは、入居者を選ぶ上、出口戦略に支障をきたすことも少なくないのです。
「流行っているデザインだから大丈夫」「オシャレでかっこいい」など、一時的な感情に流されず、長期間にわたった収益性を見込めるかどうか、慎重に判断してくださいね。
新たな感性を吹き込むリノベーション
株式会社モリモトでは、新築マンションや収益用マンションのほかに、中古物件やリノベーション物件も取り扱っているようです。
リノベーションにおいては、株式会社モリモトの最新デザインをそのまま採用。玄関や廊下の床を上質に演出する「磁器質タイル」やラグジュアリー感を出す「ウッドウォール」、空間の印象を変える「アクセントクロス」などで、高級感や洗練された空間を演出。
引用:株式会社モリモト
著名インテリアデザイナーとコラボレーションしているため、新築マンションと同様の最新デザインを提供できる、とアピールしています。
また、入居者や将来の資産価値を考慮し、空間を再定義することもあるようです。
デザイン性・機能性にこだわった空間の提供
株式会社モリモトは、デザイン性や機能性に強いこだわりを持って、マンション開発やリノベーションを手がけています。
その土地が持つ魅力を最大限に生かすべく、外観のデザイン性はもちろん、立地環境や住戸の場所・階数、向きや広さなど、それぞれの条件に合わせて間取りをプランニング。
その結果、ひとつのマンションに何十種類ものプランができることもあるようです。
内装においても厳選された素材や設備を施すことなど、デザイン性と機能性双方にこだわっていることが伺えます。
2024年時点で、累計31プロジェクトでグッドデザイン賞を受賞している実績からも、そのデザイン性や機能性の高さに定評があると言えるでしょう。
用地仕入れから開発・販売、賃貸管理までグループ一貫体制
株式会社モリモトは、グループ会社と連携しながら用地の仕入れから開発・販売、賃貸管理に至るまで、グループ一貫となったワンストップサービスを提供しています。
物件購入後には、グループ会社「株式会社モリモトクオリティ」と連携することで、賃貸管理業務をサポート。
株式会社モリモトクオリティは、以下の3つを強みに賃貸管理を行なっているようです。
- 地域密着型の細やかな管理
- 本社サポート体制と研修による業界トップの管理員体制
- 建物保全・修繕への取り組み
株式会社モリモトクオリティは、拠点がある代官山オフィス内に「研修センター」を完備。マンション管理・清掃における体験型施設として「研修エリア」と、修繕工事の家庭や方法等を体感できる「修繕エリア」を併設しているようです。
研修センター内で、マンション管理における実践的なノウハウや操作方法を学べるため、管理員が幅広い知識を持って対応できる、とうたっています。
デザイナーズマンションは出口戦略に注意が必要
株式会社モリモトは、著名デザイナー監修のもと、デザインにこだわったマンションの開発を行なっています。
デザイナーズマンションは、デザイナーが内装や外装にこだわって設計した物件であり、一般的な物件ではあまり見られないようなデザインが特徴です。
一般的な物件よりも特別感があるように感じるかもしれませんが、オシャレさやこだわりを優先するあまり、住みづらくなってしまう可能性も。
また、一般的な物件よりも家賃相場が高い傾向にあったり、万人受けしないデザイン故に入居者のターゲットが狭まってしまったりと、入居付けが難しくなることも少なくありません。
トレンドの影響を受けることも多く、出口戦略に支障をきたす可能性もあります。購入した際はトレンドに合っていた物件だとしても、売却時にはまったく人気のないデザイン、ということも珍しくはないのです。
デザイナーズマンションは、なかなか売却できなかったり、想像よりも安く買い取られてしまったりと、キャピタルゲインに大きな影響を与えかないデメリットがある点は、把握しておきましょう。
「不動産投資」目的として物件を購入する際には、尖ったデザインのものよりも、万人受けする物件を選ぶことをおすすめします。
もう一点考慮しておきたいのは、株式会社モリモトが手がける収益用不動産は、デザイナーズマンションかつ一棟物件であること。一棟物件は、購入費用が高いにもかかわらず、リスク分散しにくく、空室リスクを伴いやすいデメリットもあります。
「デザイナーズマンション×一棟物件」であるため、不動産投資初心者は避けるのが無難です。
「どんな物件を選べばいいかわからない」「すでにデザイナーズマンションを購入してしまった」という方は、わたくし田中にLINEでご相談ください。
元不動産営業マンで現役不動産投資家の立場から、あなたのお役にたてるかもしれません。是非お気軽にご相談ください。
「家賃保証」「サブリース」の言葉にも要注意
株式会社モリモトは、グループ会社「株式会社モリモトクオリティ」と連携することで、物件購入後の賃貸管理までワンストップでサポートしています。
グループ内で完結できるため魅力的に思えるかもしれません。しかし、株式会社モリモトクオリティの公式ホームページ内に、賃貸管理の契約内容や費用などの詳細が公開されていないため、注意が必要です。
と言うのも、安定した収益に期待ができると人気の「家賃保証」や「サブリース」には、近年トラブルが発生していると消費者庁から注意喚起が行われているから。
サブリースを利用する際の注意点は、以下のとおり。
- 家賃保証は100%ではない
- 賃料が減額になる場合がある
- 契約期間中に契約が解約される可能性がある
- 不正が行われていてもわかりにくい
- 入居者情報がわからない
- 解約したくてもできない可能性がある
- サブリース業者が契約途中で破綻する可能性がある
株式会社モリモトクオリティがどういった管理体制を敷いているか不明である以上、良し悪しの判断ができないのが現状です。
サブリース契約を結んでしまい解約できないまま売却するとなると、評価額が下がってしまい、想定していた売却益を得られないおそれがあります。目先の甘い言葉に飛びつかず、不動産投資トータルの戦略を描きましょう。
株式会社モリモトの評判や口コミはどう?
株式会社モリモトに関する良い評判・口コミ
株式会社モリモトおよびモリモトグループに関する良い口コミには、以下のものがありました。
- 非常に清掃など管理が行き届いている。
- 問い合わせに対して対応が迅速だった。
- マンション購入時から担当しているので過去の経緯から理解している点。
- 水漏れやトイレの詰まりなどのトラブルがあった時には、すぐに対応してくれて問題を解決してくれたので、迅速かつ丁寧な対応をしてくれると感じました。また、安心して住める環境を提供するために清掃やゴミ収集のスケジュールも適切に管理が徹底されていて、マンション内がいつも清潔で快適だったので、他のマンション管理会社と比較しても優れたサービスを提供していると思います。
モリモトグループの良い口コミには、賃貸管理の対応が迅速かつ丁寧であった、というものが多く見受けられました。
株式会社モリモトクオリティがある代官山オフィス内で研修を行なっていることが、対応の良さに繋がっているのかもしれませんね。
株式会社モリモトのまとめ
引用:株式会社モリモト
株式会社モリモトは、モリモトグループの中核として、自社マンションの開発・分譲および収益用不動産の開発を行う不動産デベロッパーです。
「唯一であることが基本」の考えのもと、「その立地でしか成立しない物件を創ること」をモットーに、デザイナーズマンションを中心としたマンションの開発・分譲・販売をしています。
自社マンションブランドおよび収益用マンションともに、グッドデザイン賞を複数回受賞するなど、デザイン性と機能性の良さには定評があるようです。
しかしながら、株式会社モリモトで物件を購入したからと言って、必ずしも利益が出るとは限りません。不動産投資は複数の情報網を使って物件購入の判断材料を集めた方が、成功の確率が上がります。
「この物件でいいのかな?」と不安に感じていたり、購入に悩んでしまっている方は、LINEでも相談に乗っていますので、お気軽にご相談ください。
株式会社モリモトの物件を検討・所有している方へ
- 物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
- 物件の家賃は本当に適正なのか?
- 提案された物件よりも優良な物件はないのか?
- 今提案されている価格より高値で売却したい!
- 解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
- 自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
- 人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!
などなど、ワンルームや不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!