この記事では、都内好立地に物件を展開する「株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)」について見ていきたいと思います。丁寧な接客で好印象を抱く人もいる一方で、「強引な営業電話に対する不満の声」も。
物件購入を検討する人にとっては、どんな会社なのか、不動産投資物件としてどうなのかは、気になるところだと思います。
これまでの利用者の評判、口コミなどを交えて、株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)とはどんな会社なのか、どんな物件を扱っているのかを見ていきます。物件を検討中の方は参考にしてみてください。
株式会社ワークスヴィア(旧:株式会社日本ワークス)の特徴
引用:株式会社ワークスヴィア
資産運用型マンションの開発・販売・管理を手掛け、東京23区を中心に100棟以上の分譲実績があります。
マンションの資産価値を維持する上でポイントとなる「立地」「外観」「設備」「管理」を重視。時代の経済状況を考慮した商品販売とサービスの提供を意識した事業展開を行う会社です。
会社概要
1996年の創業以来、堅実な成長を続けている株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)。平成30年度第23期の売り上げは、グループ合計約198億円です。
リーマンショックと前後して成長が停滞した時期もあるようですが、近年の不動産投資熱の高まりをきっかけに、着実に事業規模を拡大している印象です。
2017年に実施された「投資向けマンションデベロッパーに対するオーナーの意識調査(株式会社アイ・エヌ・ジー・ドットコム)」では「満足度の高いデベロッパー」ランキング第2位という評価を得ています。会社概要は以下です。
商号 | 株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス) |
所在地 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20番1号 渋谷インフォスタワー7階 |
設立 | 平成22年1月27日 |
決算期 | 3月 |
代表取締役 | 渡邉 一樹 |
資本金 | 1億円 |
従業員 | 35名(24年4月時点) |
主な業務内容
株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)では、資産運用型マンションを中心に企画・開発から販売・賃貸管理、入居者募集や建物管理まで一貫したサービスを展開しています。
都内好立地にこだわった自社ブランドマンション「ブライズ」「ベルグレード」「フュージョナル」を手掛け、東京23区を中心に豊富な分譲実績があります。
物件の管理業務では、
- 入居者募集から審査・契約などの賃貸仲介業を行うリーシング部門
- 家賃集金・オーナーへの送金といった出納業務を行うプロパティマネジメント部門
を持ち、オーナーと入居者のニーズの把握に努めています。
FPパートナーと提携?
当ブログの相談者の方で、FPパートナーという会社の営業マンからワークスヴィアを紹介されたという声がありました。
会社としてワークスヴィアを担いでいるのか、営業マン個人として紹介しているのかは定かではありませんが、紹介された=投資で成功する、という方程式は成り立ちません。
FPパートナーに限った話ではないですが、元々の関係性があった上で紹介されるとついつい良い業者、良い物件を紹介されていると思ってしまいますが、そうとは限りません。
どんな状況であれ、物件はしっかり見極める必要があります。
また、FPが不動産投資を紹介する際によく使うトークは、生命保険代わり、老後の年金代わり、節税などです。
もし、このトークが出てきているなら要注意です。この3つを目的に不動産投資を始めると失敗します。
心配な方はLINEで相談くださいな。
株式会社ワークスヴィア(旧:株式会社日本ワークス)のサービスや物件の特徴
引用:株式会社ワークスヴィア
自社ブランドデザイナーズマンションを展開
株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)は、単身者の需要増が期待される東京23区内を中心に、デザインにこだわった自社ブランドマンションを提供しています。
若者や女性層の人気が高く、ホームページに掲載されている2015年までは空室率が1%前後となっています。入居率の高さをアピールするのは他の不動産会社と同様ですね。一方都内のワンルームマンションの空室率は95%ともいわれており、物件自体のスペックというよりは東京という環境がワンルームマンションに向いているとも取れますね。
物件の購入を検討する際は、直近の入居率、空室が出た場合の具体的な対応、アフターフォローなども含めて、しっかりと確認しておくようにしましょう。
家賃保証や集金代行でオーナーをサポート
株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)では、家賃滞納入居者とのトラブルの対応など、リスクへの一括サポートを実施。煩雑なマンション管理業務に関するオーナーの負担を減らしています。
また、経営リスクの低減にもつながるサブリースや集金代行もあります。ただし、サブリース保証については、家賃が変動したり、築年数の経過で入居率が下り、結果的に保証賃料も下落していくと言われています。
またサブリース契約は途中で解約できないケースがほとんどです。気をつけましょう。
物件が古くなれば、入居者の確保が難しくなります。保証があるからと過信せず、保証内容を確認し、妥当なものかどうか判断するようにしてください。
顧客に合わせたローンの提案
株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)は、提携金融機関の多さを謳っています。ローンで物件を購入する場合の借入額や返済プランなどは、金融機関によっても変わります。顧客の状況に合わせた最適なローンの提案が可能なのは、豊富な提携金融機関あるからだとアピールしています。
注意すべきは、近年融資の引き締めが厳しいことです。思うような融資が引けない、と悩む投資家が増えています。
提携金融機関の数が多くても、自分にあった融資を引けなければ意味がありません。融資戦略についても、不動産会社任せにせず、自分自身で知識を身につけるようにしましょう。
「サブリース契約」には注意が必要
もし物件購入の際に、管理契約として「サブリース契約」を提案された際には注意が必要です。
と言うのも、一見魅力的に感じる「サブリース契約」ですが、近年トラブルが多発しており消費者庁から注意喚起が行われているため。
サブリース契約は一度契約すると解約はほぼ不可能であり、オーナーは真綿で首を絞められたような状態になります。
サブリース契約が締結された物件は評価額が下がってしまい、想定していた売却益を得られないおそれがあります。目先の甘い言葉に飛びつかず、不動産投資トータルの戦略を描きましょう。
「サブリースについて詳しく知りたい」「すでに他社でサブリース契約を結んでしまった…」という方は、わたくし田中にLINEでご連絡ください。
元不動産営業マンで現役不動産投資家の立場から、あなたのお役にたてるかもしれません。是非お気軽にご相談ください。
グループ会社のWorks coreはGAテクノロジーズに買収!
ワークスヴィアを束ねる日本ワークスグループには、新築販売のワークスヴィア、売買仲介のワークスベイ、物件管理のワークスコアが存在し、それぞれが役割分担をおこなってきました。
しかし、2023年12月、中古不動産の買取再販会社であるGAテクノロジーズがワークスコアを買収、100%株主となり、日本ワークスグループに物件管理を担う会社がなくなりました。
新築を購入後、賃貸管理まで委託できないとなると、物件購入も二の足を踏んでしまいますね。ちなみにGAテクノロジーズの物件管理は、サブリース契約に似たNEOインカムを勧めてくる傾向にあるので、もし紹介された気をつけてください。
手数料の高い管理を選んだ時点で投資失敗ですから。
株式会社ワークスヴィア(旧:株式会社日本ワークス)の口コミや評判はどう?
株式会社ワークスヴィア(旧:株式会社日本ワークス)の良い口コミ・評判
- 営業担当者は、物腰柔らかでセールス色が強くない点が好印象だった
- 利回りのことなど、分かりやすく説明してもらえて信頼できると感じた
- 数社の営業担当と会った中で、一番自然体で相談できた
営業担当者については、話しやすく好印象を持つ人が多いようです。不動産投資を検討する際は、考えられるリスクについてもしっかりと確認しておきましょう。
相談に丁寧に答えてもらえることはプラス材料ですが、肝心なところをあえて言わない営業担当者もいます。どんなリスクがあるのか、リスクへの対応はどうするのか、歯切れの悪い回答が返ってくる場合は慎重に考えましょう。
株式会社ワークスヴィア(旧:株式会社日本ワークス)の悪い口コミ・評判
- 営業電話がしつこい
- デザインが微妙。
- オーナーが住んでみたいと思えるような物件を建ててほしい
- 収益性・入居率はあまり前向きに評価できない。
- 入居率は改善してほしい
- あまりアフターフォローを提供してもらっていない
- 収支面で理想的な運用は難しい
株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)が強みとしている「デザイン」や「入居率」については、真逆の声が多く見られるのは非常に気になるところです。
物件の購入を検討している方は、入居者に長く住んでもらえる物件なのか、デザインなのか、投資家目線にくわてて、入居者目線でもしっかりと見ていくようにしましょう。
最後に・・・
不動産投資で一番重要なことは『物件の見極め』です。
株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)の物件は立地、デザイン共に非常に高い評価を得ていますが、物件価格についてはしっかりと他社と比較することをお勧めいたします。
また新築に強みを持つ株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)ですが、中古については他の不動産会社の方が条件が良い場合もあります。
自分の不動産投資は新築が良いのか、中古が良いのか、なども含め客観的に理解し比較するためにも、一社のみの営業を聞くのではなく、複数社の物件提案を受けて比較検討することをお勧めいたします。
株式会社ワークスヴィア(旧:株式会社日本ワークス)のまとめ
引用:株式会社ワークスヴィア
好立地の自社ブランドマンションを展開し、順調に成長を続ける株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)。営業担当者との面談では、丁寧な接客に好印象を抱く人も多いようです。
不動産会社の中には、厳しいノルマが設定されている会社も多くあります。そうしたことから強引な営業になってしまいがちな営業マンに出会うこともあるでしょう。そんな中、強引な印象がない株式会社ワークスヴィア(旧日本ワークス)の営業マンはさすがの一言ですね。
とはいえ、不動産投資は物件が命です。
担当者がいかに素晴らしくても、最終的には物件の良し悪しで投資するかどうかを慎重に判断しましょう。
株式会社ワークスヴィア(旧:株式会社日本ワークス)の物件を検討・所有している人へ
・物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
・物件の家賃は本当に適正なのか?
・提案された物件よりも優良な物件はないのか?
・今提案されている価格より高値で売却したい!
・解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
・自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
・人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!
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不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!