この記事では、土地開発から建物建設、販売、管理まで行う数少ない総合ディベロッパー、株式会社TFDコーポレーションについて見ていきたいと思います。
都内でも20社ほどしかないと言われる不動産総合ディベロッパーの1社で知られる不動産会社です。
物件購入を検討する人にとっては、どんな会社なのか、不動産投資物件としてどうなのかは、気になるところだと思います。これまでの利用者の評判、口コミなどを交えて、株式会社TFDコーポレーションとはどんな会社なのか、どんな物件を扱っているのかを見ていきます。物件を検討中の方は参考にしてみてください。
株式会社TFDコーポレーションの特徴
TFDコーポレーションは、東京23区を中心に都市型投資マンションを展開。これまでに15,000戸以上の販売実績があり、23区の中でも特に城南エリア・城西エリアに力を入れています。
会社概要
1997年、東京都練馬区に前身となる有限会社翠光園ハウスを設立。その後、1985年に自社ブランド「ルーブルマンションシリーズ」の販売を開始。2004年に、現在のTFDコーポレーションへと社名変更しています。
2010年には新ブランド「エルデンシアシリーズ」の販売をスタート。不動産の総合ディベロッパーとして現在まで15,000戸以上の供給実績があります。2018年度のグループ全体の売上高は265億円。会社概要は以下です。
商号 | 株式会社TFDコーポレーション |
所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目2番6号住友不動産新赤坂ビル8階 |
電話 | 03(3582)2111(代表) |
代表取締役 | 船間 隆行 |
設立 | 1977年6月 |
資本金 | 8000万円 |
売上高 | 265億円 2018年度実績 (グループ計) |
免許 | 宅地建物取引業 東京都知事(12)第34736号 |
加盟団体 | (一社)全国住宅産業協会 (公社)全日本不動産協会 (公社)不動産保証協会 |
関連企業 | 株式会社TFDエステート 株式会社TFDコミュニティ 株式会社TFD不動産販売 |
事業内容 | マンションの企画・開発、不動産売買、仲介 |
株式会社TFDコーポレーションの事業内容
不動産総合ディベロッパーとして、
- ルーブルマンションシリーズ
- エルデンシアシリーズ
などの自社ブランドマンションシリーズを展開しています。
不動産の企画から開発、建物建設、分譲、オーナーの将来的な暮らしを見据えた資産運用までを一貫して提案。投資型のマンション事業を幅広く手掛けています。
株式会社TFDコーポレーションのサービスや物件の特徴
都市型マンション「ルーブルマンションシリーズ」
ルーブルマンションシリーズは、東京23区の中でも人気の高い城南・城西エリアを中心に展開している自社ブランドシリーズです。1985年の販売開始以来、豊富な販売実績を誇る人気マンションのシリーズとして知られています。
オートロックや宅配ボックスは標準装備、熱感知器や地震の時にも閉じ込められない設計の耐震ドアなど、最新設備を採用。機能性・居住性が高く、住みやすさにこだわった設計となっており、なかなかハイグレードな印象です。
ハイグレードマンションは賃料も高く設定することが多く、物件価格も高くなりがちです。
不動産投資は相場よりも高い物件を購入してしまうと資産形成が難しくなるため、やはり物件価格をしっかり見極めることが重要です。ハイグレードな装備がどの程度賃料や空室率に影響があるか、という点ですね。
個人的には物件の装備によって物件価格が高くなるようであれば、もう少し立地のよいグレードを落とした物件の方が好みです。
充実の設備は良いが、入居者を絞ることもある
「ルーブルマンションシリーズ」は、どのマンションにもTVモニター付きオートロックシステム、ハンズフリーのカラーTVモニター付きインターホンなどが装備。24時間365日体制の管理センターも設置されるなど、防犯意識が高まる今の時代のニーズを抑えた設備があります。
こういったマンションは入居者の家賃も高くなりがちで、入居ハードルが高くなる可能性があります。
快適性・安全性への配慮
外壁には「ハイドロテクト外壁用タイル」を導入。セルフクリーニング効果を発揮することで、きれいな外観を保つことができるので「資産価値が落ちにくい物件」と謳っています。
他にも、ワンルームマンションには珍しい収納の充実は、入居者の快適な暮らしに繋がることをウリにしています。もちろん住みやすい物件であることに越したことはないのですが、それがそのまま不動産投資の収益に繋がるわけではありません。
こういった充実した設備を見るとつい購入したくなる気持ちもわかりますが、投資家はあくまで冷静に。
周辺物件との価格の比較や、将来的な賃貸需要をしっかり考慮して判断しましょう。
物件の95%が駅近の好立地
多くの物件が、最寄り駅から徒歩10分圏内、もしくは主要ターミナル駅までおよそ30分以内とアクセスしやすい立地にあるのが特徴です。
ただし、物件の立地、設備、サポートまで、好条件を謳う物件の多くは物件価格が相場より高い傾向にあります。営業マンは好条件をウリに勧誘してきますが、スペックだけでなく、相場などとも十分に比較し、冷静に判断していくことが求められます。
「サブリース契約」には注意が必要
もし物件購入の際に、管理契約として「サブリース契約」を提案された際には注意が必要です。
と言うのも、一見魅力的に感じる「サブリース契約」ですが、近年トラブルが多発しており消費者庁から注意喚起が行われているため。
サブリース契約は一度契約すると解約はほぼ不可能であり、オーナーは真綿で首を絞められたような状態になります。
サブリース契約が締結された物件は評価額が下がってしまい、想定していた売却益を得られないおそれがあります。目先の甘い言葉に飛びつかず、不動産投資トータルの戦略を描きましょう。
「サブリースについて詳しく知りたい」「すでに他社でサブリース契約を結んでしまった…」という方は、わたくし田中にLINEでご連絡ください。
元不動産営業マンで現役不動産投資家の立場から、あなたのお役にたてるかもしれません。是非お気軽にご相談ください。
株式会社TFDコーポレーシの口コミや評判はどう?
株式会社TFDコーポレーションの良い口コミ・評判
- 自社でのトータルサポートが安心
- 物件の品質が高い
- あえて上場することなく、内部保留が潤っている印象
都内の人気エリア、駅近の好立地物件が多く、長期的な資産価値の下落の心配がない、物件の品質は高い、と感じている声が見つかりました。
ただし、好立地、好条件な物件は、相場よりも価格が高めです。不動産投資という視点で考えると「いい物件=儲かる物件」とはならないので、収益性を踏まえ慎重に判断してきましょう。
あえて上場を行わない企業体制については、内部留保が潤っている会社という見方もあります。一方で、未上場企業は「会社の方向性が見えにくい」というデメリットもあります。物件購入を検討するこ際は、物件だけでなく、どんな会社なのかについても見ていくようにしましょう。
株式会社TFDコーポレーションのまとめ
土地の仕入れから企画・設計・販売・管理まで、自社一貫で行う総合ディベロッパーとして実績を伸ばしているTFDコーポレーション。やはり総合デベロッパーには安心感があります。
とはいえ、不動産投資はあくまで投資。冷静に物件をみて判断することが肝要です。
不動産投資では新築物件には様々なコストが載っています。建設費、人件費、広告費、販管費などなど。これが一度販売されると、その物件は『中古物件』となります。
中古物件は新築と違い、市場からの需要によって100%物件の価格が決まります。そのため、価格の下落という意味では中古のほうが有利だったりします。もちろん新築物件は設備トラブルが起きにくかったり、新築時のみ高い家賃が取れる新築プレミアムがあったりとメリットもあります。
もし新築を提案されているなら中古を、中古を提案されているなら新築も検討して、フラットに判断を下すことをお勧めします。もし判断に迷ったらLINEで相談に載っていますので、お気軽にご連絡ください。
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業者さんでは言えない真実をお伝えします!