参照:合同会社JBI
合同会社JBIの不動産セミナーについて、取り上げてまいります。
同社は、不動産投資セミナーを数多く開催していることで知られる企業です。代表は鈴木信氏。
鈴木氏は元保育士という移植の経歴の持ち主であり、保育士を退職後は営業会社に入社、営業トップの成績もとったこともある人物とのこと。そんな鈴木氏ですが、現在は不動産投資サポート事業という、不動産投資のアドバイスをする事業を生業とする合同会社JBIを経営されています。
それでは詳しく見ていきましょう。
合同会社JBIの概要
合同会社JBIは、不動産投資に関するセミナーを開催し、投資家向けのアドバイスを提供している会社です。
住所 | 東京都豊島区北大塚1-19-12 コルティス大塚 6階 |
HP | |
設立年 | 2013年11月 |
代表者 | 鈴木 信(すずき まこと) |
JBIは不動産投資の初心者向けに勉強会を開催し、不動産投資の基礎知識やリスクについて解説しています。
合同会社JBIの不動産セミナーは初心者向け
JBIの不動産セミナーは、不動産投資初心者向けの内容となっているため、すでに知識がある投資家にとっては物足りないかもしれません。
しかし、まったくの未経験者にとっては、不動産投資の基礎を学ぶ機会にはなるでしょう。
ただし、初心者の方に受講前に意識してほしいことがあります。それは、「不動産投資に関する4つのNGワード」です。
不動産投資の4つのNGワード
- 老後の年金代わり
- 生命保険代わり
- 節税になる
- サブリース(家賃保証)で安心
これらは、不動産業者がよく使うセールストークですが、そのまま鵜呑みにすると後々問題が発生する可能性があります。
詳しく解説した関連記事がこちらです。合わせてご確認ください。



宅地建物取引業の免許が確認できなかった
JBIの公式サイトや各種情報を調査した限り、宅地建物取引業の免許を取得しているという記載は確認できませんでした。
不動産取引を行うには、宅地建物取引業の免許が必要ですが、JBIがこれを持たずにセミナーを開催している場合、考えられるのは「特定の不動産会社への紹介」が主な目的である可能性です。つまり、セミナーに参加した人々が、最終的に特定の不動産業者に誘導される可能性が高いということです。
不動産投資アドバイザーは顧客向けサービスではない
「不動産投資アドバイザー」と聞くと、一見投資家向けのアドバイスを提供するサービスのように思えますが、実際には不動産業者向けのビジネスモデルであるケースがほとんどです。
JBIの利益の源泉は、おそらく「不動産会社への顧客紹介手数料?」にあると考えられます。つまり、JBIのクライアントは投資家ではなく、不動産会社である可能性が高いのです。
この構造は、テレビCMなどでよく見かける「保険の窓口」の仕組みに似ています。一見すると消費者に対して無料で保険相談を提供しているように見えますが、実際には保険会社からの手数料を収益源としており、結果として「保険会社が売りたい商品」が勧められる仕組みになっています。
同様に、不動産投資アドバイザーも、投資家ではなく不動産会社が実質的なクライアントであり、特定の業者の物件が勧められる可能性があります。
セミナー開催のコストが物件価格に乗る可能性は?
JBIはさまざまな媒体を利用して頻繁にセミナーを開催しています。このような高頻度のセミナー開催には一定のコストがかかります。
このコストが最終的にどこに転嫁されるかを考えると、紹介される不動産の価格に上乗せされる可能性があります。そのため、投資を検討する際は、紹介された物件が適正価格なのかを慎重に判断する必要があります。
優良不動産会社は第三者の紹介を当てにはしない
多くの不動産会社を見てきて感じることとして、本当に優良な不動産会社は、第三者の紹介に頼らずとも顧客が自然に集まってくるということです。
- 良い物件を扱う業者は、プロの投資家からのリピートが多く、新規の紹介に頼る必要が少ない。
- 優良な不動産物件は数が限られており、市場原理として不特定多数に紹介されることが少ない。
そのため、優良な物件を取り扱う不動産会社は、第三者機関からの紹介を積極的に採用していない印象です。
不動産投資で重要なことは”信頼できるか”ではなく、良い物件かまた、物件に適した管理形態かどうかにつきます。上場している会社であっても、とんでもない管理形態や割高な物件価格の会社もあります。 一般的にはそうなります。またサブリース契約の解約は非常に厄介であり、専門家との連携が必要です。中には着手金目当ての弁護士もいるので、依頼する専門家は慎重に選ぶ必要があります。サブリース契約前であれば、結ばない方が吉です。 投資の目的にもよりますが、何よりも価格が重要です。 不動産に限らず、資産形成という観点から戦略を構築していく必要があります。LINEでよければ相談にのってますよ。 ワンルーム投資は節税効果はありますが、さほど大きくはありません。ワンルーム投資は資産形成の観点から売却益を狙うべきでしょう。節税であればワンルーム以上に効果的な方法もあります。不動産投資でよくある質問と注意点
Q.合同会社JBIは信頼できますか?
Q.サブリース契約していると売却査定額が低くなる?サブリース契約が解約しづらいって本当?
Q.物件を紹介されているが良し悪しが分からない
価格が適正かどうか、家賃が逆サブリースなどで吊り上げられていないか、を確認する必要があります。価格面だけではなく、それ以上に期待できるエリアなど期待値が高い要件が重なれば価格以上の価値も考えられます。Q.不動産投資を始めたいが何から始めていいかわからない
Q.節税目的に投資を検討していますが、物件を見てほしい。
まとめ
合同会社JBIは、不動産投資セミナーを開催しているものの、宅地建物取引業の免許を持っているかどうかは不明です。また、同社のビジネスモデルは不動産会社への顧客紹介が主な収益源と考えられるため、中立的なアドバイスとは限らない可能性があります。
投資判断をする際は、紹介された物件の適正価格をしっかり確認し、上記のNGワードに惑わされないように注意することが重要です。
合同会社JBIから紹介された不動産会社の物件を検討・所有している方へ
- 物件価格は相場なのだろうか?高値で買わされていないかな?
- 物件の家賃は本当に適正なのか?
- 提案された物件よりも優良な物件はないのか?
- 今提案されている価格より高値で売却したい!
- 解約できないサブリースやオーナーに不利な管理契約になっていないのか?
- 自宅欲しいんだけどもワンルーム持ってて大丈夫?
- 人の入れ替わりで家賃が下がった…収支をプラスに改善したい!
などなど、ワンルームや不動産全般に関する内容はいつでもLINEで聞いてください!
不動産会社に勤めていた、おせっかい好きの田中があなたのお役に立てれば幸いです笑。
業者さんでは言えない真実をお伝えします!