ワンルームマンション投資で１番もったいないことって何かわかりますか？
それは、「興味あるのに悩んでいる時間」です。この悩んでいる時間は本当にもったいない。
あなたも「機会損失」という言葉を聞いたことがあると思いますが、まさにこの「興味あるのに悩んでいる」という状況こそが、機会損失です。
機会損失とは
ある意思決定をしないことで利益を得る機会を失い、それにより生じた損失のこと。「儲け損ない」とも言われる。
興味があっても悩んだり躊躇する最も大きな理由が、「ローンを組むことに対する不安」です。
「ローンを組む＝大きな借金をする」という考えから、不安になってしまうようです。
ですが、ワンルームマンション投資のために組むローンは、多くの方が思っている一般的なローンとは全く違います。
そこで今回は、
- ワンルームマンション投資に興味があるのに、悩んでいる時間による機会損失
- ワンルームマンション投資のためのローンと一般的なローンの違い
についてお話ししていきたいと思います。
１年悩むと120万円の損。３年悩むと360万円の損！
まずは、悩んでいることによる機会損失についてお話します。
タイトルにあるように、もしワンルームマンション投資に興味があるのに１年間悩み続けたら、120万円の機会損失になります。もっと長い期間、例えば３年間悩んだとしたら、なんと360万円の機会損失です。
これは、適当に言っているわけではありません。
例えば、3000万円で購入できる都内のワンルームマンションの場合、家賃の相場は10万円ほどです。つまり、悩まずに購入していれば、毎月10万円の家賃収入を得られるはずだったということになります。１年間なら120万円、３年間なら360万円です。
ですが、悩んでいるだけでは当然得られる金額はゼロです。
多くの方は具体的な数字を把握していないので、機会損失に気づかずに「やってみたいけどどうしよう」と、悩んでしまいます。
早く始めれば良かったと後悔する人が多い
今回、このようなお話をしているのには理由があります。それは、「もっと早く始めればよかった」と後悔する人が本当に多いからです。
もちろん、大きな金額での買い物です。悩むのは当然と言えるでしょう。
ですが、明らかに「機会損失」だとわかれば、悩んでいる時間がもったいないことに気づけるはずです。
ワンルームマンション投資は時間がかかる資産形成です。そして、早く始めるほどローンの完済も早くに終わります。若いうち、特に定年退職前に完済することができれば、退職後の家賃収入はほぼ全てが利益となります。今後、もらえる年金に一喜一憂することもなくなるでしょう。
- 「早く始めておけばよかった」と後悔しないため
- 将来の不安をなくし、安心安定の老後のためには早く始めたほうがいいから
という理由から、今回はあえて「損」という言葉でお伝えさせていただいています。
ローンを組むのは不安。やっぱり借金は怖いと思っている方へ
１年で120万円の機会損失をしていると聞いても、ローンを組む不安があるのは理解できます。
「借りたお金を返済できなくなったらどうしよう」
このように考えるのは、ごく普通のことです。
ですが、不安になってしまうのは、ワンルームマンション投資のローン返済の方法と、一般的な借金のローンの返済方法を同じように考えてしまっているからです。
実際には、まったく違います。
まず、一般的なローンで思いつくのは「住宅ローン」や「自動車ローン」でしょう。当然これらも金融機関から審査をうけ、収入の範囲で返せるような返済計画が立てられます。収入というのは、給料ですね。あるいは、元々ある貯金も含まれます。
つまり、自分のお金で返済することになるので、不安になってしまうのは当然です。
一方、ワンルームマンション投資の場合はまったく違います。ローンの返済は、あなたから部屋を借りている人がしてくれます。つまり「家賃収入」でローンの返済をするのです。
つまりこれは、あなたが購入したワンルームマンションのローンを、他人が返済してくれるということになります。自分の給料や貯金ではないので、不安になることはありません。
具体的な事例で解説
例えば、3000万円の物件を頭金なし、金利２％のフルローンで購入したとします。返済期間は35年です。
- 借入金：3000万円
- 金利：2％
- 返済期間：35年
- 融資条件：フルローン
- ローンの返済額：99000円
次に、3000万円で買ったワンルームマンションを、家賃10万円で貸したとしましょう。それに加えて、修繕積立や管理のための費用として1万円かかるとします。
- 物件購入費：3000万円
- 家賃収入：＋10万円
- ローン返済：ー99000円
- 修繕・管理：ー10000円
収入が10万円に対し、10万9000円の支払いがあるので、毎月9000円の支出となります。
総支出額
9000円×12（ヶ月）×35（年）＝378万円
つまり、378万円で3000万円の物件を手に入れたということなのです。
残りの2622万円はというと、部屋を貸した方たちが支払ってくれたということになります。
このように、一般的なローンのような「自分で払うのみ」とは違い、「他人に払ってもらう」ことで、大きな資産を得られるのが、ワンルームマンション投資におけるローンの仕組みなのです。
この違いを知ることで、あなたもワンルームマンション投資でのローンに対する考え方が変わったのではないでしょうか。
１年間で120万円という機会損失をする前に、早く始めてみたいと思った方も多いことでしょう。
ですが、最後に１つだけお伝えしておかなければならないことがあります。それは、「ワンルームマンション投資は、始めたくても誰でもできるわけではない」ということについてです。
ワンルームマンション投資を始めたくても審査が通らないことがある
ここまでのお話を読んで、「よし、ワンルームマンション投資を始めてみよう」と思った方もいるでしょう。ですが、実際に行動にうつしたのに、「金融機関の融資がおりなかった」という結果が出てしまうこともよくあります。
実は、ワンルームマンション投資を始めるためのローン審査をとおるのは、簡単ではありません。
細かい条件についてはこちらの「独立や転職の前に「ワンルームマンション投資」を始めるべき４つの理由！」という記事をお読みいただければと思いますが、
- どんな会社で働いているか
- 年収はいくらか
- 雇用形態
- 勤続年数
をはじめとした、いくつもの審査基準があります。これらの条件をクリアすることが必要になるのです。
先ほどご紹介した記事にもあるように、独立したり転職したばかりだと、例え年収が高くても、ローンの審査を通らないこともあります。
当然、購入しようとしている物件の審査もあります。例えば、地方の物件のように収入が見込めない場合、あなた自身ではなく、物件によって審査が通らないこともありえるのです。
このようにお伝えすると、「やっぱりやめておこう」と思ってしまうかもしれません。ですが、逆に考えると、ローンの審査が通るのであれば、金融機関からのお墨付きをもらったということになります。
実際ワンルームマンション投資のローン審査が通る人は、日本の労働人口の中で約３％と言われています。もしあなたがその中に入っているのであれば、やらないのは本当にもったいないと思いませんか？
ワンルームマンションは長期的な資産形成。早く始めることが成功のカギ！
ワンルームマンション投資は、長ければ35年という長期的な資産形成です。ということは、出来る限り早く始めることが成功のカギと言えます。
ローンを組むことに不安があるのは当然です。ですが、そもそもローンの審査が通るかどうかわかならい中で悩んでいても仕方がない、ということもおわかりいただけたはずです。
もしあなたが選ばれた３％であれば、やらない理由はないと言えます。なぜなら金融機関のお墨付きをもらったようなものだからです。
せっかくできるチャンスがあるのであれば、機会損失をしてしまわないように、できるだけ早く始めることをおすすめします。