「20代で不動産投資を始めるのはまだ早い!」
このように考えてしまう方もいますが、全くそんなことはありません。
事実、最近では20代でワンルームマンション投資を始める方が非常に増えています。
よく「不動産投資を始めるのはいつがいいか?」という質問をされますが、答えは1つ。
「早いほうがいい」
これだけは間違いありません。
なので、20代で始める方が増えているのはとてもいい傾向です。というのも、20代でワンルームマンション投資を始めることで、5つのメリットを得られるからです。
では、早速20代でワンルームマンション投資を始めるメリットを、1つずつ見ていきましょう。
メリット①融資を有利に組める
ワンルームマンション投資でローンを組む際、重要なのは「金利」と「年数」です。特に「金利」については、あなたも最も気にするはずです。
金利は金融機関によってバラバラですが、20代というだけで優遇されることがあります。
例えば、年収が高い人(600万円以上など)にだけ優遇された金利でローンを組むことができる金融機関があります。ですが、25歳〜29歳の方だけでは、年収が400万円でも同じ金利に優遇するということもあるのです。
つまり、20代という年齢のおかけで、安い金利で融資を受けられるということです。
実際には金利だけではありません。融資の通りやすさでも、20代というだけで非常に通りやすくなっています。
メリット②定年前にローンの完済が可能
不動産投資を「いつ始めるか?」以上に気になるのが、「いつ終わるか」ではないでしょうか?
ローンの完済は、当然ですが早いに越したことはありません。
例えば、多くの方がローンを組む年数である35年で考えると、35歳で始めた場合、完済は70歳です。一方で、25歳で始めた場合は、60歳で完済することが可能になります。
今後、定年退職がなくなるという話もありますが、今は多くの企業が65歳を定年としています。つまり、25歳でローンを組んだ場合は、まだ現役で働いているうちにローンを完済することができるのです。
ワンルームマンション投資は、何歳で始めても仕組みは一緒です。
ローンを組み、家賃収入によって何年・何十年という期間をかけて返済します。ということは、大切なことは「いかに早く始めるか」ということです。
20代で始めることができれば、メリットはたくさん享受できます。
メリット③意外と多い、家族の反対を受けずにすむ
ワンルームマンションの投資を始めようとすると、家族の反対にあうことがあります。
ここでいう家族とは「奥さん」です。
投資を始める気持ちが強くなっているのに、奥さんの反対にあって、始めるのが遅くなる方は非常に多いです。
ご主人と同じように、仕事をしている奥さんの場合は理解してもらいやすいのですが、専業主婦の方は「ローン=借金をする」としか考えず、リスクも小さくて面倒もないといった話をしても、聞く耳を持たないこともあります。
ネガティブに考えてしまうのも仕方ないことではありますけどね。
このように、結婚することによって奥さんからの反対にあう可能性があるので、独身のときに始めることにメリットがあります。
ちなみに、結婚してワンルームマンション投資を始めようとすると反対する人も、結婚する前にマンションを持っていると喜びますよ。
メリット④団体信用生命保険
不動産の購入にローンを組む場合には、「団体信用生命保険」へ必ず加入しなければなりません。
団体信用生命保険とは
死亡、または高度障害となった際に、ローンの残金は保険で完済されます。ローンはなくなりますが、投資した物件自体は残ります。
「団体信用生命保険」には必ず加入しなければなりませんが、病気や怪我で審査が通らないということもあります。つまり、健康が理由でワンルームマンション投資を諦めなければいけないということです。
健康のリスクは、当然ですが年齢が大きく影響します。
歳を重ねるたびに、誰もが病気や怪我のリスクは高まっていきます。
なので、健康リスクが小さい20代のうちが、もっとも「団体信用生命保険」へ加入しやすい時期なのです。
ローンの審査は通ったけど、健康が理由で諦めるなんて嫌ですよね?
そのリスクも、20代であれば最小限に押さえられるということです。
メリット⑤マイホーム購入より先に投資を始めることができる
多くの方がマイホームを購入するきっかけは、結婚です。子どもが生まれたことがきっかけで、考え始める方も多いでしょう。
東京都の平均初婚年齢が31歳というデータがあります。ということは、30代になるとマイホームの購入を考え始めるきっかけが出てくるということです。
実は、結婚や出産、そしてマイホームの購入は、与信能力を小さくしてしまいます。
与信というのは、簡単にいうと金融機関からの「信用」です。
与信が大きい=返済能力がある=融資を受けやすい
与信が小さい=返済能力がない=融資を受けづらい
となります。
なぜ結婚や出産が与信能力を小さくするかというと、扶養する人数が増えるからです。
扶養人数が増えることで、自由に使えるお金が制限されると考えられるからです
ではマイホーム購入についてはどうかというと、マイホームをローンを組んで購入すると、金融機関からは「ただの負債」として見られてしまいます。負債があるので、ワンルームマンション投資の際に、ローンを組みづらくなってしまうのです。
このように聞くと、「先に投資マンションを購入してしまうと、マイホームを買えなくなってしまうのでは?」と心配される方も多いでしょう。
ですが、ほとんどの金融期間では問題になりません。なるとすれば、一部のメガバンクくらいです。
というのも、投資用のマンションは資産になるからです。マイホームのためのローンのように、ただの負債とはなりづらいのです。
もちろん、どのような物件を持っているかで大きく変わるため、資産価値のあるワンルームマンションを購入するのは言うまでもありませんが。
まとめ
ワンルームマンション投資は、20代で始めることで多くのメリットがあります。
5番目のメリットの話の中で、「与信」という言葉が出ましたが、20代という若さ自体が、返済能力が高い、つまり与信の大きさにつながっているのです。
今回あげたメリットを享受できるのは20代の方だけです。
ワンルームマンション投資は、早くに始めるほうが良いのは間違いありません。
もしあなたがメリットを受けられるのであれば、早めに始めることをお勧めします。