こんにちは、田中です。
みなさんは『資本家』という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?
- 金持ちで嫌なやつ
- 大地主のなまけもの
- 労働者を搾取する悪者
など、悪いイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
特に昨今は資本主義社会も極まってきて、大資本への淘汰が加速している世の中ですから、資本家という言葉のイメージは労働者からすればどんどん悪くなっていると思います。
多くのサラリーマンが抱える不満である
- 給料が上がらない
- 残業が減らない
- 将来が不安
なんかも資本主義社会による資本の淘汰が生み出しているといってもいいでしょう。
この記事ではそんな生きづらい現代社会をたくましく生き抜くための武器として『不動産投資』の立ち位置をお伝えします。
あなたは資本家ですか?労働者ですか?
※まずこの記事を始める前に断っておきたいことは、私は経済学者ではないので、言葉の定義が若干ずれているものもあるかと思います。予めご了承ください。
まず言葉の定義からお話しましょう。
資本家とは
資本家とは、『大量の資本を持っていて、その資本を使って資本を増やす人のこと』と田中は考えています。
日本を代表する大資本家、孫正義氏が経営するソフトバンクグループは今や世界最大級の投資会社となっています。孫正義氏が大きく飛躍した事業の一つが「通信キャリア」ビジネスでしょう。孫正義は自身の持っていた資本を利用し通信業を買収、今や3大キャリアの一つ数えられるようになったソフトバンクを立ち上げました。他にもソフトバンクパブリッシングなどの印刷業なども手掛けていますね。こういった事業投資を行い、孫氏自身は自ら携帯ショップで働いたり、印刷機を操作することなく、資本で資本を増やしました。また、その増えた資本で海外のベンチャー企業や新技術を開発した会社に次々と投資。その投資会社の株価とともに時価総額を引き上げてきました。アリババなんかは有名な例ですね。
資本家はこのように、資本で商品(人・物・金)を利用し、その資本を増やします。
労働者とは
では労働者とはどういう人か。
このブログ読者もほぼ『労働者』でしょうし、私自身も『労働者』です。
労働者とは、自分の時間・技術を他人に売る人間のことを指します。どれだけ優れた技術を持っていても、給料をもらっている限りは労働者ですし、昨今流行りのITフリーランスも個人事業主である以上は結局労働者です。
また労働者の給料は資本論を執筆したマルクスによると、「給料は労働力の再生産コストに収斂する」といっています。(時代が違うので若干違和感はあるかもしれませんが)
労働力の再生産とは簡単にいうと、労働者が次の労働者(子供)を生産する(育てる)ことです。
残酷な話ですが、コモディティ化が進む現代において確かに納得できる部分もあります。
つまり、程度の差こそあれ、『結婚して子供を育てる』という行為のあとそれ以上にお金は残らないという給与設計になっているということです。もちろん月5万貯金できる人も10万貯金できる人もいますが、毎月自分の生活費の2倍・3倍と貯金できる人はかなり少数派なのではないでしょうか。
そして資本家と労働者の圧倒的な違いは、
資本家はどんどん資本が積み上がって行きますが、労働者は給与が生活コストで消費され資産が残らないという点にあります。
富むものはますます富む理由
このように労働者は生活コストの最低限しかお金がもらえない仕組みになっているのに対し、資本家は収益をあげればあげるだけ資産を増やすことができます。
そして積み上がった資産を使ってまた新しい事業や投資を行い、そちらの事業でも資産を積み上げて行きます。
これが富むものが富む理由です。
労働者は資産が積み上がることはありませんから、どれだけ真面目に働いても何か事業を始めることなんかできませんね。貧富の差が埋まらないのは当然の結果であり、労働者はこの先ますます買い叩かれていく未来が見えています。
『不動産投資』は労働者が資本家に逆襲する唯一の方法
資本家は、生まれてから受けた教育や大学受験の成否、就職する会社、まして顔がかっこいい・可愛いなどが原因で資本家になっているわけではありません。
時代の節目節目での勝者の家庭に生まれた人間が資本家、そうでない人間は労働者として生を受けていることが多いと田中は考えています。
封建社会の領主の一族、江戸時代の商人家庭、産業革命時の工場出資者、最近ではインターネット革命で財をなした人、トップYoutuberの子供も将来は資本家として生きていくかもしれません。
つまり本人一代で資本家として生きていくほどの資産を築くことはかなり難しいということです。普段真面目に働いている人ほど納得できると思います。
しかしそういった背景にあって現代だからこそできる資本家への近道があります。
それが不動産投資です。
不動産投資は不動産という資本を持つことで、賃借人から家賃をもらうことができます。つまり『資本に資本を産ませる』ことができるのです。
労働者が資本家になれない要因の一つに『給料は労働力の再生産コストに収斂する』という残酷な事実があります。資産が積み上がらないから資本家になれないのですね。
ただ不動産投資はサラリーマンであれば、銀行からお金を借りて一気に数千万円という資本を準備することが可能です。その資本を使って不動産を購入し、賃借人の家賃で借入を返済すれば資本がなくても資本家と同じことができます。
そして銀行がサラリーマンにお金を貸す理由は、「サラリーマンという地位が安定しているから」なのです。
サラリーマン=労働者ですが、労働者がかつて現代のように安定していた時代は過去ありません。
最近は終身雇用の崩壊などと言われていますが、それにしても正社員の地位は堅く守られていて、企業も簡単に首を切ることはできません。
言い方を変えれば銀行が労働者に金利2%以下で数千万円も融資するなんてことは、過去なかったことなのです。
だから不動産投資は、今の時代だからこそできる資本家への近道なのです。
資本家になり人生の選択肢を増やす
田中はリスクが低いことからワンルームマンション投資のみに投資を特化させており、現在10部屋のワンルームを所有するに至っています。
不動産投資は1軒あたり、7~10万円ほどの家賃収入になります。
しかし10部屋あれば70~100万円の家賃収入が入ります。もちろんこれは労働対価ではなく資本が資本を生み出した結果ですね。この状態でもサラリーマンの仕事を続けていれば、家賃収入は『資産』として毎月積み上がって行きます。つまり田中は労働者であると同時に資本家でもある、というわけです。
そして資本を持つ=幸せというわけではもちろんありませんが、人生の選択肢を増やすことができることは紛れもない事実です。実際田中も同僚のサラリーマンよりもかなり自由な生活を送っています。旅行にしてもご飯にしても住む家にしてもそうです。
しかし何より違うのは、収入がサラリーマンの給料一本でないからこその心の余裕だと思っています。
精神的な余裕をもつためにも資本家への一歩は踏み出すべきでしょう。
不動産投資はやらないよりは絶対にやった方がいい
田中は精神的な余裕を持つためにも、「不動産投資はやらないよりは絶対にやった方がいい」というスタンスです。
不動産投資は怖い、借金が怖い、営業マンの言ってることが本当かもわからない、という人もいると思います。
中には投資家を騙すような売り方をする不動産投資会社があるのは事実ですから、そういった業者は避ける必要はあります。しかし過度に恐れる必要はないです。
真っ当な業者から真っ当な物件をまっとうな価格で購入できるのであれば、まず間違いなく行動を起こすべきと考えます。
最後に
先ほど田中は、労働者でもあり資本家でもある、と書きました。
しかし、田中は資本家を目指して、頑張ってワンルームを買い増していたわけではありません。
あくまでワンルーム不動産投資がとても素晴らしいものと感じ、純粋に副業として取り組んでいた結果です。
しかし私が不動産投資を始めた頃よりも景気も悪くなり、給料が上がらない、残業が減らない、過労死もでるなどといった労働者の働く環境が劣悪になって、命すら奪われていることに疑問を感じました。
こういった環境から労働者が離脱するためにどうしたらいいのだろうと考えた結果、私が取り組んできた不動産投資が一つの解決策になると思いこの記事を書いています。
労働者であることは悪ではありません、ただ自分が幸せになれないことを他人のせいにするほど格好悪いこともないです。現状に不満があるなら、一歩踏み出してみませんか。